とっぱ先生:今回は、モリィさんの行政書士試験合格をお祝いするとともに、その勉強法の秘訣をおうかがいすることにしましょう。 とっぱ先生・行政書士受験生ノディ:モリィさん、行政書士試験合格おめでとうございます!! 合格者モリィ:ありがとうございます。とっぱ先生の通信講座のおかげです。 とっぱ先生:いえいえ、モリィさんには本当によくがんばっていただきました。そのモリィさんのがんばりが行政書士試験の合格を生んだんですよ。 行政書士受験生ノディ:ほんとにそう思います。モリィさんすごいがんばってました。私は暇なのに勉強しなかったなあ(笑)。
とっぱ先生:では、行政書士試験の学習法などの質問に移りたいと思います。 合格者モリィ:そうですね。1年弱です。 行政書士受験生ノディ:信じられない!私なんか○年もやっているのに〜。去年の夏くらいにはすっかり抜かされていました(笑)。 とっぱ先生:しかも仕事に家事に勉強にと、いわば「三足のわらじ」をはいていたわけですよね。 合格者モリィ:家事はかなり怪しくなっていました(笑)。特に夏以降はほとんどやった記憶が・・・。でも仕事は残業続きで行政書士試験の勉強時間が削られ、すごく焦りました。 とっぱ先生:忙しそうでしたよね。行政書士試験の勉強時間はどのように作っていたのですか。 合格者モリィ:平日は仕事と家事で時間がとれなかったので、その分、休日(土日)はほとんど行政書士試験の勉強していましたね。 とっぱ先生:休日は一日どれくらい行政書士試験の勉強してましたか? 合格者モリィ:最低でも5〜6時間は行政書士試験の勉強をやっていたと思います。でも時間は十分でないことはわかっていたので、1時間あたりの密度を上げることを常に心がけていました。まわり道をしていては1回で行政書士試験に合格できないと思ったので、行政書士試験の予備校や通信講座などもいろいろ比較検討して、とっぱ先生にたどり着いたんです。 とっぱ先生:なんだか宣伝していただいてありがとうございます(笑)。ただ、行政書士試験対策として1時間あたりの密度を上げるというのは大事なことですね。具体的にはどういうことを心がけましたか。
合格者モリィ:無駄なことはせずに行政書士試験の合格レベルに到達するにはどうすればいいかをいつも考えていました。最初は独学で始めたのですが、使っていた行政書士試験用テキストでは、最近の行政書士試験問題が解けないことに気付いたので、まずは行政書士試験の合格レベルがどれくらいかを見極めることにしました。そうすると、最近の行政書士試験の問題は難しくなっていることを感じましたので、最近の行政書士試験問題が解けるような知識まで学べる行政書士試験向けの教材を探すことにしました。
行政書士受験生ノディ:どきっ!「あちこちつまみ食いするようなダラダラした勉強」って私のことじゃないですよね(笑)。
合格者モリィ:いいえ。私はあまり有名ではない大学の文学部出身で、法律はおろか、勉強はもともと苦手な方です。ですが、最初に独学で勉強をはじめた頃に、5〜10年くらい前の行政書士試験の過去問は市販のテキストの知識で解けるのに、ここ2〜3年の行政書士試験問題になるとテキストでは解けないことに気付いたときはかなり驚きで、そこから、行政書士試験の本当の合格レベルはどういうものなんだろうと考えるようになって、それで予備校や通信講座の比較検討に入ったんです。
とっぱ先生:少し前までは行政書士試験の難化傾向を訴えても、本当に反応が鈍いものでした。行政書士試験の予備校講師のなかでも、何の根拠もなく「そろそろ簡単になる」なんていう意見を講義で主張する人もいて(笑)、やっぱりその方が受験生としては気が楽なのか、そうした講師が結構人気を集めるわけです。 合格者モリィ:約7割の得点で合格できました。 行政書士受験生ノディ:・・・スゴイ・・・。同じ講義を聴いていたのに・・。 合格者モリィ:え〜〜、ノディさんは講義をあまり熱心に聞いていなかったじゃないですか〜〜。いつもボーっとしていたの私見てましたよ。よくお菓子も食べてたし〜〜。 行政書士受験生ノディ:・・・・・。 とっぱ先生:ノディさんのことはさておくとして(笑)、モリィさんは1年間の学習でよくこれだけの点数をとっていただけましたね。
行政書士受験生モリィ:行政書士試験が終わった直後は、感触がつかめずに落ちたと思い、たいへんなショックを受けていたのですが、採点してみると意外と得点していることに驚きました。
とっぱ先生:モリィさんには頭が下がりますね。行政書士試験対策にあてる時間がないなか、よく捨て分野を最小限に押さえたなあと感心しています。でもこれは確実に行政書士試験に合格するためには必要なことですね。行政書士試験は各科目について浅く広く問うタイプの試験ですので、できれば全科目について、「出るところを、出る深さまで」やっておく必要があって、これをやっていただければ、多少の失敗があっても行政書士試験の合格点に届くはずなんですね。 行政書士受験生ノディ:どう読み違えているんですか?私は読み違えてますか?(笑) とっぱ先生:よくあるパターンとしては、最初行政書士試験のレベルを非常に低いものと考えてしまい、例えば昔の行政書士試験の過去問が解けるくらいの準備で実際に行政書士試験を受けてビックリするわけです。そしてこれはマズイということで過剰に反応して、今度はすごく細かいことをはじめてしまったりするんですね。例えば民法を1条から全部覚えようとしてしまったり、司法試験の問題に手を出したりと・・・。 合格者モリィ:それは大変ですね。最近の行政書士試験の傾向を見ても、別に細かい条文が出題されているわけではなくて、基本的な条文と判例を具体的にきいてきているだけですからね。
とっぱ先生:そうなんです。ですからモリィさんのように常に行政書士試験レベルはどこにあるのかを検討し続けるという姿勢は重要です。そして、自分の勉強が行政書士試験対策として効果的かどうかは常に自分で検証する必要があります。ですから、ノディさんの「私は読み違えてますか?」という質問はちょっと困ったものなんですね(笑)。 行政書士受験生ノディ:はーーい。
とっぱ先生:返事はいつもいいのですが・・・・(笑)。
合格者モリィ:行政書士試験の受験を考えてから1年弱でしたが、結構長くていろいろありました。仕事で失敗して上司に怒られ、ショックで行政書士試験の勉強ができなかったり、仕事が忙しすぎて、しばらく行政書士試験の勉強から遠ざからないといけなかったり・・。でも、行政書士の資格を取ろうという気持ちは絶対に曲げませんでした。何度もくじけそうになって、今年の試験は無理かなあと思いかけたこともありましたが、それを振り払ってがんばったのがよかったのだと思います。
とっぱ先生:「早めに」というのは具体的にはどれくらいの時期ですか? 合格者モリィ:私の場合は8月には行政書士試験の合格レベルになるように仕上げました。
とっぱ先生:本当にモリィさんの場合、「強い精神力」で理想的な準備ができたといえますね。 合格者モリィ:通信講座で本当にお世話になりました。ありがとうございました。
とっぱ先生:今後も行政書士試験受験生のためにアドバイスよろしくお願いいたします。 |