行政書士試験突破塾

平成21年度行政書士試験合格者
受験番号2550556
A・K様(東京都)

 私は行政書士試験を3度目で合格をすることが出来ました。1回、2回と失敗する中で、受講生の部屋や合格体験記を参考にしながら勉強をしてきました。これから受験される方の何か参考になればと思います。

<突破塾を選んだ理由>
 勉強を始めようと思った当初、あまり教材にかける余裕がなかったので、ネットで色々と探していて突破塾を知りました。価格は良いけど通信講座はどうなんだろうとお試しセットを購入してCD講義とテキストの分かりやすさと面白さから選びました。

<1年目>
 CD講義を聴いて、テキストを読み進めていくことを中心にしました。2回目以降は速聴をして法令科目は3回くらい回せましたが、一般知識は2回目途中までしか出来ませんでした。記述も1回問題を解くことが出来たくらいで足りないなと思っていました。
 結果は170点でした。記述が10点しか取れていなくて、テキストの読み込みなど勉強不足を感じました。

<2年目>
 1年目は届いた通信講座を進めていくことで手いっぱいだったので、事前に計画表を作成し、1日にどの科目を何時間勉強したかを書いて、科目の偏りをなくして自分が何を何処まで出来ているのか把握できるようにしました。当たり前のことなのかもしれませんが、毎日今日はこの科目としていると何となくやった気になって何が足りないのか把握出来ないなと実感しました。
 勉強は点数が取れなかった記述を早い段階から始め、講義とテキストを中心に進めて行きました。特に会社法が苦手で他の科目は速聴していましたが、通常の速度で聞きました。六法で条文と判例もこまめに見るようにして、テキストも速読とじっくり読むことで曖昧なところがなくなるように気をつけました。試験を受けてみて時間配分の難しさを感じたので、2年目は模擬試験を多めに受けました。
 結果は一般知識で足切りでした。個人情報保護関連や文章理解で点が取れず落としてはいけない問題が解けていませんでした。

<3年目>
 2回の失敗で何がいけないのか、何が足りないのか悩みました。もう一度どう勉強していくのがいいのか見直しをしました。

・何度も講義を聴いて、テキストをじっくり読んだと思っていても曖昧なところや知識不足なところがあること。
・文章理解は毎日1問以上、公務員試験の問題集を解いていたのに苦手なままでした。受講生の掲示板で大学受験用の現代文テキストが紹介されていて文章理解は読むだけでなくテクニックも必要になることを知りました。
・個人情報保護法などは参考書買っても法令科目に中心になってしまって、なかなか進まない、覚えられない。

 以上の反省点から、テキストを参考にして法令科目のノートを作成しました。字が下手なのでパソコンで作成しました。テキストの主要部分を写しただけなのですが、改めてテキストを一字ずつ読み込むことが出来て、何度も読んでいるのに新たな発見がありました。条文も憲法、行政手続法、行政事件訴訟法、行政不服審査法、行政代執行法はノートを作りました。ノートは穴埋め問題のようにして重要な用語は隠せるようにしました。普通に読むと分かるものでも、隠されてしまうと意外と分からなかったりして正確に覚えることに役立ったと思います。
 文章理解は大学受験用の現代文テキストを参考にしながら、テクニックを参考にして問題を毎日1問は解いていました。個人情報保護、情報処理関連は、個人情報保護士認定試験を受けることにして、2週間くらい勉強しました。後はテキスト中心にCDを聴いて、後は苦手なところを何度も聴きました。
 2年目から勉強したことを記録するようにしてきましたが、3年目は突破塾からいただいた直前期の過ごし方の目標達成グラフを参考にして、1か月間のどんな勉強をしてきたか見て分かるようにしました。例えば憲法のCD講義1を聴いたら1マス塗りつぶす。こうすると進捗状況が分かるのと、積み重ねも分かるので良かったです。
 結果は218点で合格することができました。法令択一式154点、記述式12点、一般知識等52点と記述は予想以上に点数が取れませんでしたが、一般知識で1問落としただけだったのが驚きました。突破塾のすごさを実感しました。

<終わりに>
 長くなりましたが、3年間続けてきたことは突破塾のテキストと講義を聴くことを中心にしてきました。試験対策には行政書士のテキストや問題集以外にプラスしていかなければいけないところもありますが、3回の試験を受けて実感したことは、突破塾のテキストをきっちり理解して知識を高めていけば合格できるということです。分からないところは質問出来ますし、受講生の部屋は自分では気付かなかったところもたくさんあってとても参考になり、もっと頑張ろうと励みになりました。
 突破塾の皆様には本当にお世話になりました。これからも良い通信講座を多くの方に提供していただけるよう願っております。
 最後まで読んでいただきありがとうございました。