平成20年度行政書士試験合格者
A・S様(東京都)
1.はじめに
私は、3回目の受験で行政書士試験に合格しました。
行政書士試験に合格できたのも突破塾のわかりやすい講義と内容の濃い十分なテキストがあったからだと思います。
突破塾の講義とテキストは、知らない問題が出てきてもなんとか正解にたどり着ける、そんな実力をつけさせてくれたような気がします。
2.行政書士試験一年目の勉強(突破塾以外での勉強)
私は仕事が忙しく、帰りも遅く、徹夜や夜勤、休日や夜間の緊急呼び出しなども結構あります。
とても不規則な生活をしていた私には、短期間で学べると広告をしていた、突破塾ではないある通信講座(DVD講義付き)で勉強を開始しました。
確かにテキストは重要な部分だけが網羅されており、覚えやすいように全て表形式になっていました。
ただ、あまりに情報を絞りすぎていて講義もかなり短時間でしたので結局、テキストの表を暗記していくだけの勉強となっていました。
また、講義時間が少なく、説明を省いて「ここは読んでおいてください」ということも多々ありました。
初学者の私にとっては、わけがわからず時間をかけて自分なりの解釈をして学習を進めていました。
(自分なりの解釈は間違っていることが多く、後で修正していくのにとても手間がかかりました。)
それでも毎日勉強は続けていたのですが、一般知識対策が明らかに不十分だと気づき別の通信講座を探していたところ、科目別に買える突破塾の一般知識を試しに申し込みました。
とてもわかりやすく、内容も充実していたので他の科目(民法、商法、地方自治法)も申し込みました。
行政書士試験がかなり近づいていたのですがCDとテキストを3回くらい繰り返しました。
ただ、行政書士試験一年目は明らかに知識不足・理解不足で不合格でした。
3.行政書士試験二年目の勉強
バージョンアップ教材にしようかと思いましたが、テキストがぐしゃぐしゃになっていたので突破塾の一括コースを申し込み、12月から勉強を始めました。
最初に大まかなスケジュール(月単位)を立て、CDは3回転できるようにしました。
勉強方法はCDを聞いてテキストを読むというスタイルで、1日に1~2講義位は進めていました。
時間がないときでもなるべくテキストを読むなど、毎日少しでも行政書士の勉強するようにしていました。
結果的に講義とテキストは7回転くらいさせたと思います。(商法は3回転くらい)
ただ、法解釈編のテキストはやりませんでした。
また、記述式問題集については何回か読む程度としてしまいました。
結果として、択一166点と記述が8点で不合格でした。
4.行政書士試験三年目の勉強
突破塾のバージョンアップ教材を使って勉強をすることにし、二年目までの勉強で何が良くなかったのかまとめて、少し勉強方法を変えてみました。
最初に大まかなスケジュールを立てて、1月から勉強を始めました。特に会社法が良くわかっていなかったので1月はまるまる会社法だけを勉強するようにしました。
その他の法令択一については、割と問題も解けるようになっていたので講義CDを聞いてテキストを読むというスタイルは間違っていないと思いましたが、もう少し高い点数を取るためにプラスアルファの対策も必要だと思いました。
三年目では、(突破塾が言われていることがほとんどですが)以下のことを実践しました。
(1)講義を聞くときは重要だと思うところを紙に書きながら聞く
書くことで記述に慣れておく必要があると思いました。
(2)復習の際には、①目で読む、②声に出してテキストを読む、その際重要そうなところや覚えたいところは書きながら声に出して読む
テキストをより覚えるためには、目で読むよりももっと刺激を与えたほうがいいと思いやっていました。
(3)一つの科目だけに集中するのではなく、メイン科目とサブ科目を一緒に勉強する(例.憲法をメインに勉強しながら地方自治法のテキストを読む。地方自治法をメインに勉強しながら憲法のテキストを読む)
長期間勉強しない科目があるとせっかく勉強したことを思い出すのに時間がかかるので、その時期にメインで勉強する科目は今まで通りしっかり勉強しつつサブで勉強する科目のテキストに目を通すなどなるべく期間があかないように工夫しました。
(4)勉強の進度に合わせて行政書士の過去問も一緒にやる
行政書士の過去問は知識の整理をするのと、テキストのどの辺りが行政書士試験で出題されているのかとても良い分析材料になりました。
(5)条文もある程度覚える
今まではテキストばかりで条文は参考程度にしか読んでいませんでしたが、行政書士試験で条文の細かい部分が問われたときに答えられないので特に行政法や地方自治法は条文の読み込みを行いました
(6)法解釈編にも手をつける
二年目までの勉強で余裕が少しあったので法解釈編もわかるところは勉強するようにしました。
本試験でも法解釈編の知識が少し出ていたので、助かりました。
(7)直前期には覚え切れていない部分を試験直前に暗記するまとめノートを作る
どうしても覚え切れていない部分や、もう一度見ておきたい部分を覚える最後の手段として行政書士試験前日、当日に暗記するノートを作っておきました。
試験時の不安解消になりました。
三年目はテキスト二回転くらいでいいかと思っていましたが、結果的に十回ほどまわしていました。
また、行政書士試験の直前期にいただいた突破塾からの「直前期の過ごし方」という鬼のようなスケジュールもこなし、行政書士試験本番では、時間配分ができていなかったり、簡単な問題を読み違えていたり失敗はありましたが、やっと合格することができました。
5.最後に
一般知識については、突破塾の通信教育だけでほぼ確実に足切りラインはとっぱできると思います。(足切り点プラス少しおつりがくる位内容がしっかりしています)
法令科目については、講義とテキストを繰り返せば法律のイメージを持てるようになっているので知らない問題が出てきてもなんとか解けているという状態になっていました。
覚えるところは、何度も繰り返し覚えてそれに理解をプラスしていれば試験ではかなり点が取れると思います。
それには、突破塾の通信教育を何度も繰り返し勉強することで身に付くことだと思います。
行政書士試験は楽な試験ではないので簡単な教材に手を出すのではなく、突破塾のように深い勉強ができる通信講座のほうが勉強は大変ですが、合格への近道だと思います。
これから受験を考えられている方がいれば、私のような回り道をしないで是非突破塾のようなしっかりとした通信教育で勉強されることをお勧めします。