平成20年度行政書士試験合格者  服部 まさかず 様(京都府)

僕は平成18年から突破塾の通信講座で行政書士試験の学習を始め、平成20年度行政書士試験で運良く合格することができました。
二度も試験に落ちてしまった出来の悪い塾生でしたので、参考になるかわかりませんが、行政書士試験の受験の動機から合格までの経緯をノンフィクションで書きます。

行政書士試験受験を決意したきっかけ
僕はハンドルネームでお分かりのとおりギター弾きでした。というよりも今もギター弾きです。
しかし、師匠はじめ、まわりの仲間がどんどん仕事を失っていく中で、音楽だけで仕事をすることに疑問や不安を感じ出しており、同じ頃に師匠が曲を番組の主題歌に使われていたにも関わらず、著作権の契約書を何もしらず交わしており、一文も印税をもらえないという事件がおき、また僕がDJをしていた番組でも著作権問題にぶつかり、著作権について調べだしていたこともあったことから、なんとなく「著作権で困っている人に手助けできる仕事ってないものだろうか・・」と思うようになりました。
いろいろ調べたところ弁理士か行政書士という資格を取れば、イメージに近いことができるらしい・・行政書士なら著作権以外の業務にも関われ、その資格で弁理士や社会保険労務士の受験も有利になる(当時ぼくは高卒でしたので・・) ということがわかり、とにかく駄目もとで勉強してみようと思いました。

突破塾を選んだわけ
とにかく今まで勉強などしたことない自分にとって、なにをしていいのかわからず、ネットで法律の勉強のことを調べましたが「基本書」とか「判例」とかわけのわからない言葉ばかりで、どこか学校に行かなくては無理だと気付きました。
また、当時は行政書士試験には一般知識として数学や理科などがあったようでしたが、来年から試験科目がかわり法律科目が増え、情報関係や文章理解が一般知識になるという情報を得ていたため、自分にとって良い制度変更に思えたのです。
それは法律はあまりアドバンテージのある人も少ないと思っていたし、情報と国語は自分の唯一得意な分野だったからです。
そこでなんとしても18年度の制度変更にあわせて行政書士試験を受験しようと良い学校を探したのですが、とにかくどこも高いのです。
「それだけ行政書士試験に注目が集まっているのだろうな」とは思いましたが、ギター演奏や講師業およびWebデザインで少ない収入を得ているのみの自分には学費を払う余裕はありません。
あきらめが見えはじめていた17年の秋頃にたまたま検索で見つけたのが突破塾でした。 HPで目にした「暗記ではなく理解の学習」という趣旨は物覚えの悪い自分にとって救いでしたし、当時の掲示板には受講生からのたくさんの合格の報告。とっぱ先生が過去に熱心に質問に答えていた記事の跡・・。そしてなによりCDを使った講義にも関わらず破格の受講料・・・。
しばらく悩んだのち確か11月か12月頃に試しに憲法を申し込むことにしました。

学習開始
深い意味はありませんが、なんとなく区切りをつけるため18年度の年明け早々に憲法の一回目の講座を受講し始め、はじめて法律の勉強に触れましたが、バカな僕にでもすごく分りやすいとっぱ先生の講義に感動し、その日のうちに3回目の講義まで勉強していました。
当時は勉強というよりも知らない事を知る喜びを知ってどんどん好奇心の赴くまま講義を聴いていただけのような気もしますが、個人的にこういう感覚で得た知識の方が、ずっと忘れないような気がしました。
言うまでもないですが、憲法が終われば民法・行政法・・・etc 順番に申し込み、行政書士試験の学習を続けていきました。後からわかりましたが憲法をやって民法をやって行政法・地方自治などの順番は法律を学ぶ素人にとって非常に合理的な順番であり、講義の内容も未知の内容は簡単に説明してくれるし、前にやった内容とつながる話は指摘してくれるしで、とっぱ先生の授業カリキュラムに従うだけで行政書士試験に向けた最も効率的な勉強スケジュールは組まれていたことになります。
ここで反面教師として書いておかないといけないことは、18年当時「行政書士試験は司法試験並みになる」とか「法的思考とは司法試験の論文試験のような思考力が問われる」などといったネット上や本での噂を真に受けた僕は、とっぱ先生のカリキュラムを信じきることができずに無謀にも学者の本や司法試験・司法書士教材に手を広げてしまいました。
これはある意味では、それだけ法律の勉強の面白さに目覚めたからではあるのですが、何かの資格試験の受験生としては最もやってはいけない行動です。
そして秋ごろになっても一般知識まで学習することができずに、文章問題以外の一般知識のCDを3回転するだけで終わってしまいます(他の法律科目は8〜10回転+問題集10回転くらいでした)。

そして迎えた行政書士本試験
一回目の行政書士試験の結果は176点
わずか1問差での不合格となりました。

フタを開けてみれば試験の内容は例年通りの難易度で、一般知識もとっぱ塾のテキスト通り、記述もごくごく基本的な内容でした。

参考までに書いておきますと、一回目の僕の学習時間は
1月〜9月 週10時間〜12時間
10月〜試験まで 週 約24時間
使用問題集
行政書士試験の過去問・公務員試験用ウォーク問(憲法・民法・行政法のみ) ・法学検定3級・司法試験論文問題集・司法書士問題集(民法のみ)・突破塾記述対策

2年目の勉強
正直、一発合格を夢見ていた僕にとって不合格の現実は重たく、すぐに2回目の行政書士試験受験に向けて学習を開始しました。
しかし、それにも関わらず、この年に兄貴がバイクを買い替えたのがきっかけで、自分も買い替え、その改造に明け暮れてしまったのです(反省)。
気分的には常に音楽とバイクのことを考えるという受験開始前のテンションに戻ってしまい。「これはヤバイ」と思った僕は仕事の行きかえりの電車の中とバイク用の改造をしている最中でさえも常にとっぱ先生の講義を聴きながら、知識が抜けていくのを防止する策に出ました。
そんなこんなで気付いたら9月になってしまったので、ここらで自分にギターとバイク禁止令を出し、1年目よりもさらに多くの時間を直前期に費やすということで、それまでの堕落した頭の回復に努めました。
この頃は前回に記述式がダメダメだった(32点でした)ことと、一般知識を軽視していた(28点でした)ことの反省から記述と一般知識の対策が6割くらいを占めていたように思います。もちろん背伸びした他資格試験の問題集に手を出すこともやめ、インプットは前回の突破塾とバージョンアップ教材のみです。

そして迎えた行政書士本試験
二回目の行政書士試験の結果も176点
わずか1問差での不合格となりました。(完全なアホですね・・)

二回目の行政書士試験対策は前回のものを参考に突っ込んだ勉強や、過去に行政書士試験ではあまり問われていないような論点を深入りしないように学習していたにもかかわらず、本試験は妙な問題が多く、記述はどちらかというとマニアックな出題でしたので、ここに来て再び自分の勝手な推理が足を引っ張ることとなりました。
記述対策と一般知識に力を入れていたにも関わらず、記述はなんと16点!一般知識もギリギリの24点・・・。見た瞬間、鼻水が出ましたよ・・・。

一回目と二回目の結果から判ったこと、それは素人が試験分析などしてはいけないということです。確かに行政書士試験そのものが制度変更直後で不安定な時期でもありますが、その状況でも突破塾は見事なまでに本試験のレベルや出題範囲を押さえています。
一回目は予想不可能な記述問題に対し、予想を的中させていますし、二回目の意外な記述の範囲でさえ、テキストや講義で注意をうながしておりました。(後でわかったことですが)

さて、二年目も参考までに書いておきます
学習時間は
1月〜9月 スキマ時間に講義を聞いてただけ
10月〜試験まで 週 約32時間 
使用問題集 行政書士試験の過去問・公務員試験用ウォーク問(憲法・民法・行政法・一般知識系のみ) 公務員試験用 Quick Master(行政法のみ) ・ 法学検定3級・突破塾記述対策・河野順一40字記述式問題集・今年こそ行政書士 予想問題集(公法・私法の記述と情報関係のみ)・ヤフオクで買ったどこかの予備校記述問題集

3年目の行政書士試験勉強と合格
これは正直、あまり書くことがありません。もともと音楽活動やギター講師とWebの仕事をしていたにも関わらず、その会社から「法律勉強していて独立したいんやったら実務経験積みぃや」と19年の行政書士試験後から合否がわからないにも関わらず、その会社の情報セキュリティと内部統制、他コンプライアンスに関わる予防法務的な仕事を手伝うことになったので、10月までほとんど勉強できなかったからです。
秋ごろからたまに思い出して突破塾の講義を聴いたのですが、問題集は10月か9月の終わり頃から上記の法学検定3級と二年目に使って良かったQuick Masterの行政法・追加で憲法・民法(上下)をやり始めた程度です。(突破塾バージョンアップも10月過ぎてから取り寄せました)
意識したのは前回の記述で正確な条文の知識を問われる可能性がわかったため、条文をプリントアウトして小冊子にし、常に持ち歩いて読み込みしたくらいです。(20年行政書士試験に限ってはあまり効果はなし)。
あとは問題を解いていて言い回しが出そうだと思った文章を何回も紙に書きなぐりましたが、これも本試験にはカスリもしませんでした(苦笑)。
19年度行政書士試験で予想外に会社法が解けなかったので、10月からは会社法のテキストと講義は必ず毎日2回分聞くようにし、地方自治も改正部分を中心にテキストや問題集をやったりしてました。
しかし、本試験では会社法と地方自治法を見事に落とし、憲法と民法で点数を稼げたので、結果的には3年目に勉強したところからはあまり出題されず、ただただラッキーな問題が多かっただけのように思います(1・2年分の不運を取り戻すかのようでした・・)。
行政書士試験前の土日も試験勉強する時間は取れず、試験直前も新しいホームページの会議に参加させられたので、勉強できず、本当に運が良かっただけだなと思います。
逆に言えば、今年落ちてまた勉強開始していてもおかしくはないほどなのですが、今回合格することができたのは、突破塾のテキストやとっぱ先生の講義が、確かなもので1年勉強できなかったくらいでは微動だにしない知識を与えてくれていたからだと思います。
それと、いろんな事情でたまたま落ちてしまった受験生の方や、どうしても今回は回避しようとか思うような状況でもとにかく行政書士試験にチャレンジだけは続けてください。
突破塾さえ信じてれば必ずいつか合格できます。

最後に
18年の試験前に噂されていた行政書士試験の難化の噂は確かに拍子抜けに終わりましたが、20年の択一問題や、19年度の記述問題を見る限りでは少しづつ噂は実現していっているのかもしれません。
個人的には司法試験や司法書士試験とは、また別の行政書士試験特有の難しさが見え出しているように感じます。
けれども、そもそも突破塾のテキストは行政書士試験の一歩どころか二歩ほど上を行っておりますので、これから行政書士試験がどんな方向に行こうとも、間違いなく対応できるものと思います。
そして、とっぱ先生の講義は法律初学者だけでなく、既学者にとっても非常に有益なものです。
これから突破塾にお世話になる方は、僕のように試験の深読みはせず、ただ単純に突破塾でインプットを繰り返し、行政書士の過去問や公務員試験問題でアウトプットを繰り返してください。それだけで、充分すぎるほど合格点は突破できると思います。
最後に、突破塾の皆様。これからも良い通信教育を多くの方に提供し続けることができますよう願っております。
とっぱ先生、事務局の皆様、3年間本当にありがとうございました。

★後日、服部様より次のようなメッセージをいただきました。「僕は、突破塾で学んだことを基礎にして、あとは独学で中央大学法学部の通信課程を最短4年で卒業できました。突破塾の有用性をあらためて確信しました」。中央大学ご卒業おめでとうございます!学んだ法学を活かして、多方面で活躍されることを心より願っております。

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