介護をきっかけに行政書士を目指し、主要科目のCDを5回繰り返して合格したH・N様

平成29年度行政書士試験合格者 受験番号0120010
H・N 様(北海道) 

成績表

【受験の動機】
 私が、行政書士を目指したのは、3年前から突如始まった祖母の自宅介護がきっかけでした。家庭では生活リズムが一変し、心身共に疲れ将来への不安が募るばかりでした。さらに時期を同じくして、会社では経験のない経理や労務を任されることになり、会計士や社会保険労務士といった士業の方々に助けてもらう日々を送りました。自宅介護のために様々な専門家や行政にお世話になっていることや、身近で接する士業の方々を見て、自分も法律の知識を得て、専門知識を活かした働き方をしたいと真剣に思いました。さらに、将来的に自分の両親や自分自身の年齢を考えると、会社勤めよりも柔軟な働き方をしたいとも思いました。また、過去に宅建を取得していた経験から行政書士資格取得に挑戦する気持ちになりました。

【突破塾を選んだ理由】
 平成28年度試験の合格を目指して、約10か月間、某通信教育の教材にて学習するも、結果は不合格。自己採点では択一のみで134点でしたが、記述で予想以上の点が得られ、択一での不出来が悔やまれました。このため、今度こそ択一のみで確実に180点を突破したい!特に憲法と民法はやり直したい!という思いが強くなりました。本試験後の翌日からインターネットを中心に教材選びや学習方法の再検討に明け暮れ、そのような日々の中で「突破塾」に出会いました。突破塾のHPを隅々まで読み、お試しセットの行政法を注文しました。そして、実際にCDを聞いて「これだ!」と思いました。個人的に通学は難しく、日常生活の隙間時間を学習に充てたかったので、突破塾の学習方法が最適だと判断しました。

【勉強法(突破塾講座活用法)】
 突破塾の教材が届くまでは、今まで使用していた教材で本試験に対応できていたのかを見直しました。自分の理解不足もありましたが、過去の教材の対応力に不安も感じたので、突破塾の教材が届き始めた12月中旬時点で、過去の教材は封印しました。そして、突破塾の教材でどれだけ自分の疑問が解消できるかCDとテキストに集中しました。
 学習の開始が12月でしたので、約11か月の学習期間がありました。そこで、憲法・民法・行政法の主要3科目のCDは最低5回繰り返すことを目標にしました。1回目は一通り聞きテキストに書き込む、2回目は前回聞いて曖昧だった点を理解する、3回目は問題集等で間違った点を意識して聞く、4回目は講義の内容が記憶にあるか確認する、5回目は最終確認で一気に聞く、という段階を意識しました。また、各科目間の学習期間が空きすぎないように各科目最長でも1か月で一巡するよう取り組み、3回目以降からはできるだけ2科目を並行して学習しました。そして、家庭や会社での隙間時間を徹底的に活かし、時間単位だけでなく分単位でも学習することを習慣にしました。初めは試行錯誤で、テキストの気になる点を単語カードに抜き出すこともありましたが、CDを繰り返し聞き、テキストへの書き込みを確認すれば大丈夫だと、主要3科目を一通り聞き終えた頃に気づきました。書くことで記憶できることもあるのですが、それは、理解が深まった後、突破塾の記述問題集で実践することにしました。
 本試験でできなかった問題については、突破塾のCDとテキストで疑問は解消できましたし、先生へ質問することで「法律の学び方の基礎」を学びました。法律や判例は、わかったつもりでいると、致命的なミスにつながることも経験していたので、質問を通して正確な理解を得られたのが大きかったです。
 7月頃までは1週間ごとの予定を組み、主要3科目を中心に、他の科目を合間に入れて学習の偏りが出ないよう意識しました。8月以降は、先1か月の予定をまとめて組むようにし、過去問題集を中心に、問題で問われた条文は必ず六法で確認する癖をつけました。調べる行為が記憶に残り、本試験でも正確な知識を引き出せると実感しました。さらに、突破塾の記述問題集は、繰り返し解いた3回目には、問題の下に解答を赤ペンで書き写し、赤いシートをのせてチェックできるよう、最終的には携帯用参考書として使いました。
 このように、着々と準備を進めてきましたが、やはり試験日が近づくにつれ不安が募りました。特に、一般知識の足切りが心配でなりませんでした。というのも、9月〜10月に市販の予想模試を3回解き、2回が一般知識で足切りとなったからです。このことは、当時先生に相談しアドバイスいただいたことを覚えています。直前期は法令関係の細かな暗記もしたかったので、一般知識については、試験日までテキストや新聞を意識的に読むようにしました。

【他に使用した教材】
 2017年度版行政書士試験六法(早稲田経営出版)・行政書士過去問マスターDX(東京法経学院)・2017年版LEC出る順行政書士直前予想模試(LEC東京リーガルマインド)

【試験当日から合格発表まで】
 試験当日は、頭の中をピークに持って行っている状態でしたので、早く試験を受けたい気持ちでいましたが、冷静に問題に向き合えるよう心を落ち着かせました。試験中は、何を答えればよいのかわからない状況や、知らない内容が出てきて動揺するという場面はありませんでした。これが、前回との大きな違いでした。試験終了後は、かなりの手ごたえを感じましたが、解答速報で自己採点をしたところ、択一のみで164点に留まりました。特に、自信を持って解答した問題や迷った問題で5問20点分を落としてしまい、あらためて択一のみで180点を突破する難しさを味わいました。結局、記述採点待ちの状況となりました。
 行政書士試験は、合格発表までの期間が長く、また私のような記述採点待ちの場合は、不合格を想定して学習を再開するかどうか迷うところですが、迷っているうちに時間が過ぎるのはもったいないです。せっかく1年かけて頭を柔らかくしてきた状態なので、受験勉強では踏み込めなかった民法改正や行政書士法といったテーマを中心に、受験勉強から少しだけ離れて本を読む時間を取りました。また、独立開業までの準備となるような情報収集も始めました。

【試験結果】
 平成30年1月31日の合格発表当日は、忘れられない1日となりました。朝9時からインターネットでは合格発表がありましたが、なかなか繋がらず、10時過ぎにようやく自分の受験番号を確認できました。「本当に長かった・・・ようやくスタートラインに立てる」そう思うと、涙が溢れました。そして、今後のことを考えると身の引き締まる気持ちにもなりました。また、発表から2日後には合否通知書も届き、最終的には、次のような結果でした。法令等択一=124点、記述式=50点、一般知識等択一=40点、合計214点、択一は自己採点通りとなり、記述も50点得点できました。合計で7割を突破し、やり遂げた気持ちでいっぱいです。

【試験後の感想(お世話になった人へのお礼など)】
 家族には、自分の考えを理解してもらい、2年間挑戦を見守ってくれたことにただただ感謝です。今思うと、祖母と母の存在、そして会社で士業の方々と接する機会があったことがすべてのきっかけでした。自分の将来を考え、行政書士になるという道を見出せたのは、今の状況があったからです。どのような状況であろうと、いくつであろうと、現状を打開できる!と実感し、自分に自信が持てるようになりました。現在は、行政書士として独立し事務所経営をするために、自分にしかできない業務は何であるかを見極め、事業計画を立てるために準備中です。
 また、突破塾の先生と教材に出会えたことは、私にとって幸運でした。自分で計画を立ててやり遂げる気持ちがあれば、これほど力になる教材はないと思います。私は、突破塾で学んだ経験は、行政書士として働くようになってからも活かせるものだと信じています。どのような状況にあっても学び結果を得られるということを実感でき、突破塾の存在に心から感謝しています。これからも、突破塾から多くの行政書士が誕生することを願っています。

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