行政書士試験突破塾

平成28年度行政書士試験合格者
受験番号2510712
K・S 様(神奈川県)

【受験の動機】
幼い頃より弁護士に憧れていて、法学部のある大学へ進学しました。しかし、大学で法曹を目指す勉強を進めるうちに、学力に限界を感じました。
大学二年生で、20歳になったばかりの自分は「なんとか法科大学院に入れば大丈夫だろう」と考えていました。
しかし、現実を受け止めるのが先延ばしになるだけかもしれないとも考えていました。
人生の指針を失っていた私は、その年の春休みに四国遍路へ出かけました。(理由は長くなるので割愛します。)
四国遍路は、結論から言えば正解でした。道中コインランドリーを利用したのですが、そこで読んだ雑誌で行政書士の存在を知ったからです。
四国遍路を終えた後、さっそく行政書士について調べました。
「法律と実務のスペシャリストで、独立開業可能。試験は6割取れれば合格」
いま考えれば、その6割が至難なのですが。当時は簡単に超えられると感じました。
もともと自分で商売をしたいとも考えておりましたので、将来は行政書士になろうと決めました。

【突破塾を選んだ理由】
・他の通信講座に比べ、講義が専門的であった為
・CDによる解説なので、移動時間等を有効に活用することができる為

【各時期の学習】
1年目 過去問のみ 90点台 不合格
試験後の課題:基礎知識の習得  克服法:通信教育の検討

2年目 某通信講座 140点台 不合格
試験後の課題:難化傾向に対応できる知識の取得  克服法:クオリティの高い突破塾での学習

3年目 行政書士突破塾(新規購入)176点 不合格
試験後の課題:講義の量が多いので消化不良になってしまった。早めに学習を終わらせるよう意識する。
克服法:計画を立てて、CDの枚数を決めてコンスタントに講義を消化する。

4年目・5年目 行政書士突破塾(アップデート版) 150~160点 不合格
完全に迷走状態でした。3回目の受験が176点で、あと1問という悔しい思いした為、 そこから立ち直るのに時間がかかりました。そのため、藁にも縋る思いで怪しい行政書士勉強法の商材を買ってしまいました。(なんやかんやで4万円ほど?)違う意味で勉強料を支払う羽目になりました。

6年目 行政書士突破塾(新規購入) 182点 合格
突破塾のテキストは間違いないと経験から分かっていたので、思い切ってすべての講座を買いなおしました。初学者のつもりで、真剣に一から取り組もうと考えました。

【勉強法(突破塾講座活用法)】
〈活用法〉
・講義CDをすべてiPhoneのオーディオブックへ入れる(1.5倍速で通勤時や、仕事の移動時に聴く)
・テキストを単元ごとアプリでスキャンし、B5サイズの紙で冊子に製本して講義を聴きながら参照。
 (一枚に両面印刷で4ページ分印刷しました。)

〈効果〉
講義自体ゆっくりした音声なので、1.5倍速にすると普通より少し速いくらいのスピードになります。初めての講義だとしても聴き取れる速度ですし、iBooksは15秒巻き戻し機能があります。そのため、理解できなかった場合はサクッと戻れます。遅いスピードで1回聴くよりも、少し速くして何度も戻った方が自分には向いていました。狙った訳ではないですが、結果的に時間短縮にもなりました。
次に製本することによる利点ですが、全部で3点あります。
1点目は、携帯性の向上です。突破塾のテキストは分量が多いので、外出先で広げるには少し大きいです。冊子にすれば、講義に必要な【単元】のみ抜き出して持ち出すことができます。
(理由は後述しますが、あくまで単元ごとで製本します。CDの講義ごとではありません)
2点目は、心理的負担の軽減です。突破塾講座は分量が多いので、冊子にすることで全体量に対する心理的負担を軽減することができます。
3点目は、直前期の見直し教材への流用です。学習の段階で【単元】ごとに冊子が分かれています。学習していくうちに、得意分野の冊子は出番が少なくなります。そして、最終的に苦手な分野、覚えていない分野の冊子が手元に残ります。直前期は、それを重点的に復習します。

【使用アプリ等】
・iBooks(講義用)
・Cam Scanner(スキャン用)
・ホッチくる(製本のため)
スキャンしたデータをGmailでパソコンへ送り、それをUSBに移してコンビニで印刷しました。

【他に使用した教材】
・公務員ウォーク問(憲法・民法・行政法)
・判例まんが本(憲法・民法・行政法)

【心がけたこと】
常に行政書士試験のことを考えるようにしていました。
何もできない時でも、テキストで覚えた表のことを思い出したりしていました。

【試験当日のエピソード】
複数回受験した経験から、願書は期限ギリギリに提出しました。ギリギリに提出すると試験会場が変更されるデメリットがありますが、変更先では急遽用意されたような教室にて受験することができます。
自分の場合は、20人ほどが入る小教室でしたが、半分近くが欠席でした。おかげで、試験時間はフルに集中する事ができました。
ちなみに受験票の裏には両面テープを貼っておき、机から落ちないようにしていました。

【試験結果】
自己採点は記述抜きで134点だったので、不合格だと思っていました。しかし、記述が48点取れていました。本当に運が良かったのですが、これも突破塾の講義のおかげです。

【試験後の感想】
まず、やっと合格できたという安堵。合格発表の日は、人生で一番うれしかった日です。
5/15に開業をいたしまして、先月1件初仕事を完了いたしました。突破塾の講義がなければ合格すらできなかったと思うと、感謝の気持ちで一杯です。
現在は特定行政書士の考査に向けた学習で、突破塾のテキストで復習をさせていただいております。改めて、突破塾のクオリティの高さを実感いたしました。
苦労して取った資格なので、大いに活用したいと考えております。本当にありがとうございました。