平成25年度行政書士試験合格者 受験番号7310203
MA 様(香川県) 

【受験の動機】
   2011年4月に転職し、現在は機械・車両等の販売代理店の総務課で勤務しています。前職では毎日帰宅するのが21時頃だったのですが、転職後は18時には帰宅できてかなり時間的な余裕ができました。前職の上司が「若いうちに資格を取っておいた方がいいぞ。」とよく言っていたことを思い出し、せっかく時間があるので何か資格取得を思い立ち、難易度や興味で絞り込んで、最終的に「行政書士」を目指すことにしました。
   勉強を始めた後で、私が今の会社で行っている建設業許可等の官公署への届出手続き、外国人である妻のために私が行なった在留許可・永住許可の申請等は全て行政書士の業務だと知りました。なんとなく選んだ資格が、実は自分と深く関係していたことに驚いたのと同時に、行政書士の資格を取りたいという意志がより強くなりました。

【1年目の勉強法:2011年9月〜2012年11月】
   全く法律の基礎知識が無かったため、まずは予備校でしっかり勉強しようと思い、市内の学校探しました。私の住んでいる地域ではライブ授業を行っている予備校がほとんどなく、あっても週末のみで後はビデオ学習というものでした。自分はサボリ癖があるので、なるべく会社から近い学校にしようと思い、「大栄教育システム」を選びました。講義は全てビデオ視聴でした。
   2011年9月から2012年10月までのコースで、内容は入門講座、基礎講座、答錬、模試、「1回2〜3時間の講義×週2回」のペースで取り組めばいいというものでした。はじめの半年ぐらいはまじめに受講していて、憲法や民法あたりは理解しやすかったのですが、行政法や会社法あたりからちんぷんかんぷんになり、モチベーションが下がってきました。また、仕事が忙しくなったのを言い訳にして、2012年2月ごろからほとんど勉強しない状態が続きました。
   夏あたりから、ひたすら問題を解く答錬に入りましたが、問題をとりあえず解いて答え合わせをし、その後の見直し等は一切しないという状態でした。この間に、模試を一度受けましたが、前述のような状態だったのでほとんど勘で解き、結果は120点ぐらいでした。 こんな状態が試験前まで続き、1回目の試験を受けましたが当然のごとく不合格でした。点数は、記述が採点されずに110点でした。

【2年目の勉強法:2012年11月〜2013年11月】
■2012年11月〜2013年7月 独学
   1年目の失敗で、「学校に通っていても家で勉強しないとダメだ」という当たり前のことに遅まきながら気付いたので、2年目は市販の基本書と過去問のみで独学することにしました。テキストは実際に見てわかりやすかったLECの「出る順行政書士合格基本書」、過去問は前年に予備校から教材として支給されたダイエックスの「行政書士過去問演習〈2012年度版〉」を使っていました。前回の経験から、仕事の後には絶対勉強できないとわかったので、朝4時に起きて1日最低2時間を目標に取り組みました。
   勉強方法としては、朝1時間30分は基本書を読んで理解に努め、会社の昼休み30分で過去問を解く、ということを繰り返しました。ノートは作らず、必要なことは全てテキストに書きました。最初の3カ月は順調で、憲法、民法、行政法、会社法、基礎法学を一通り勉強し、徐々に理解できてきたなと感じられるようになりました。ただ、同じ本を何度も読むことに飽きて、3月頃から仕事が忙しくなってきたことも重なり、早朝学習の習慣が途切れがちになってしまいました。そして4月頃から週2日ほどしか勉強しない状態になりました。

■2013年8月 突破塾との出会い
   7月頃までこんな状態が続きましたが、8月に入ってプライベートでプラスの変化があり、再度気合いを入れて勉強に取り組む決意を固めました。気分一新、教材も新しいものをネット等で探す中で突破塾に出会いました。ボリュームの割に価格は安かったこと、「突破塾 評判」で検索をかけても悪い評判がなかったこと、もし落ちても同じ教材を翌年も使えること、音声講義なのでいつでも気軽に聞けることなどが決め手となり購入を決意しました。
   試験まで残り3ヶ月しかなかったので、1週間ある盆休みをフル活用して、主要3科目(憲法、民法、行政法)を一通りやろうと決意し、7日間で毎日10時間勉強する計画を立てました。
   勉強方法としては、CDをiPodに落として2倍速で再生し、細かい点にこだわらずどんどんテキストを読み進めました。最終的に7日間で憲法1回、民法1回、行政法2回を勉強しました。今振り返ると、この7日間は自分で決めたことをやり遂げたということで自信がつき、この後の学習の継続につながったと思います。
   盆休み明けは、「平日3時間勉強、土日は一切勉強しない」という計画で勉強しました。詳細な時間割は、@4:30〜6:00‐CD2枚分+テキスト、A7:30〜8:30‐CD1枚分+テキスト、B12:30〜13:00‐主要3科目の過去問、加えて通勤中の往復1時間でCD2枚分を音声だけ聞き流していました。机に向かって3時間、音声だけ1時間の学習を継続しました。
具体的な学習法は、シンプルに「音声に沿ってテキストを読む」ことだけを繰り返しました。分からないとこはとにかく無視して、全体をざっくりつかむように進めました。1回目ではボヤっとしていた部分が、繰り返し聞くことで徐々にしっかりしていくのが実感できました。何回聞いても理解ができない部分はネットで調べて、自分なりに具体的例を図に書いてイメージで理解するように努めました。テキストと並行して過去問も同じ問題を繰り返し解いて、記憶の定着を心がけました。問題を解くときは、正解だけでなく、間違えの肢はどこが間違いなのかを考えながら解きました。
   突破塾の通信講座は全科目分購入しましたが、各科目の法解釈編及び一般知識は時間の都合で手がつけられずじまいでした。10月頃には試験対策を集中的にしようと思っていましたが、基本知識の定着がまだだと感じたので、試験対策を一切せずにとにかく音声講義とテキストで繰り返し勉強しました。結局、記述対策と模試は一切行えませんでした。
   10月頃には勉強のペースが鈍りましたが、最終的には憲法3回、民法3回、行政法4回、地方自治4回、商法・基礎法学3回、を繰り返しました。とにかくこの3ヶ月は突破塾の通信講座と過去問集だけを使って学習していました。ちなみに六法は1年目に買った「行政書士 マスター六法&判例2012年版」を持っていましたが一切使用していません。重要な条文はテキストにも引用されていたので、それで十分対応できていたと思います。

【試験】
   最終的に試験対策にまで手が回らず、今年の合格もあきらめかけていました。その上、試験2日前に発熱と下痢に見舞われ、試験前日の午前中まで布団の中でした。「今年も無理だなぁ…」と弱気になりながらも、寝ている間に講義音声だけは聞いていました。
   試験当日、体調は回復したものの、半分あきらめモードで会場入りしました。1回目の試験の時は問題を全部解いても1時間近く時間が余ったので、今回も特に時間を気にせず解いていたら、多肢選択、一般知識、記述を残してあと30分しかない状況になってしまいました。終了5分前にどうにか全部解いて、何とかマークミスの確認をして試験終了となりました。
   試験の印象としては、「過去問で見たような設問が多かった」「記述が書きやすかった」ということです。ただ、自信を持って正解だと言える答えはほとんどなく、「前回よりはマシかな」という程度の手ごたえでした。
   自己採点はしないつもりでしたが、どうしても気になったので採点してみました。「記述採点なし」だけは避けたいと思って結果をみたら、記述抜きで164点と、予想外の高得点に思わず妻に「受かったかも!」と叫んでしまいました。試験中に選択肢を2つまで絞り込んで迷って回答したものがほとんど正解だったり、勘で解いたところが結構正解していたりと、運に恵まれた感がありました。

【合格発表まで】
   自己採点後、ネットの情報で「択一も記述も簡単だったので、記述採点がかなり厳しくなる」という声が多く、正直気が気ではありませんでした。机に向かって勉強する気にはなれなかったですが、知識の定着を少しでも維持するように通勤時間に講義音声だけは聞いていました。
   結局2カ月以上モヤモヤした気持ちで過ごして発表の日を迎えました。当日は仕事だったので、会社で確認し、そこに自分の番号を発見しました!仕事中だったので声は出せませんでしたが、心の中で「よっしゃ!!!」と叫びました。ホッとしたのと、嬉しいのと、実感がないのとで、何だかよくわからない気分になりました。翌日に結果通知が到着し、記述は30点で合計194点という結果でした。

【心がけたこと】
   「合格したら行政書士になる!」ということを常に言い聞かせていました。長期間勉強していると、絶対にダレる時期があります。そんな時に、「なぜ自分は行政書士試験に合格したいのか?」という原点に立ち戻ることで、モチベーションを維持できると思います。
   あとは、勉強の習慣化とメリハリです。一度勉強を習慣化してしまえば、逆にやらない方が落ち着かないという風になります。私の場合、土日は完全にオフにしました。週末はどうしても勉強する気になれなかったので、思い切って完全休日にしました。試験直前でも土日は勉強しませんでした。常に勉強勉強では息が詰まってしまいますからね。無理なく自分のペースで続けられる範囲で計画をたてることが重要だと思いました。

【突破塾講座の良かった点】
   「ながら学習」ができたのが良かったです。映像入りだとどうしても机に座ってやらないといけませんが、突破塾の通信講座は音声のみでも活用できるので「勉強するぞ!」と気合を入れなくても軽い気持ちで聞けたのは大きなポイントだと思います。学習の基本である「繰り返し」が容易に実践できる点がよかったです。
   また、講義の中で具体例が多く示されていて、理解しやすい点もよかったです。独学の場合、本の解説を読むだけではどうしてもイメージがつかめない部分がありますが、突破塾の通信講座では具体例が豊富で、身近な例が多いので頭にスッと入ってきました。

【アドバイス】
   できることなら、予備校で模試を受けた方がいいと思います。時間配分や解く順番を自分なりにシミュレーションしておかないと、試験当日に配分がめちゃくちゃになると思います。僕は模試を受けずに試験を受けて、結果、試験では時間が足りず、焦って解いたために不正解になった問題がいくつかありました。事前にある程度の時間配分を決めておけば、試験に余裕を持って臨めると思います。

【今後について】
   私は今までの人生で、自分の中で何かを成し遂げたといえる事がなく、何事に対しても自信が持てず、いつも心のどこかに劣等感を持っていたような気がします。今回、行政書士という、自分史上では最難関の試験に合格できたことは非常に大きな自信になりました。
   合格直後は、「今すぐに会社を辞めて行政書士になる!」という勢いでしたが、一旦冷静になって、家族のこと、今の仕事のこと、事業の見込みなどをしっかり考えた上で進めていかないといけないと考えています。この1年で自分なりに準備をし、必ず2014年4月までに行政書士として独立します。
   私の場合、本腰を入れて学習したのが試験3ヶ月前で、試験対策も十分せずに受験という、かなり乱暴なやり方だったので皆さんの参考になる勉強方法ではないと思いますが、「突破塾の通信講座をしっかりやり込めば合格できる」ということを証明できたのでないかなと思います。
   勉強期間中は不安になって色々な教材に手を出したくなると思いますが、「これ!」と決めてそれを信じてやっていけば絶対に結果はついてきます。最後まで自分を信じて頑張ってください!

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