行政書士試験突破塾

平成30年度行政書士試験合格者
受験番号5520027
松田 進 様(兵庫県)

本人の写真

【受験の動機】
 社内で役所への申請業務をしていた時 書類の中に「申請の代行ができる者」として行政書士が上がっていました。その時まで行政書士の事はあまりよく知らなかったのですが、調べてみると資格を取得すると色々な業務ができると知り、ぜひ取得したいと考えるようになりました。また定年退職後にも「町の身近な法律家」として地域のお役にも立てるかな、という思いもありました。

【突破塾を選んだ理由】
 正直、価格も魅力でした。お恥ずかしい話ですが、子育てしながら家のローンもあり、あまり高価な教材には手が出せませんでした。もちろん資格学校なんて無理。でも安いからと言って役に立たない教材ではお金を捨てるようなものです。口コミなどで調べてみると、突破塾は、カラー印刷や宣伝などにお金を掛けず、少しでもリーズナブルに受験生に良い教材を提供してくれている、とのことでした。本当かな?という気持ちも当初はあったのですが、一度教材を購入すると、もしその年度に合格できずに翌年も教材を使用する場合でも、改定箇所のみを送ってくれるなど、やはり口コミは本当かなと思い申し込みました。今では、質問に対するお答えや励ましのお言葉、改定教材をすぐに送ってくださったこと、勉強法のアドバイスなど、申し込み前の心配は全く杞憂であったと思っています。またCD教材も魅力でした。目からテキスト、耳からCD、と記憶にも役立ちました。またDVDと違い、目を画面からテキスト、テキストから画面、と移さずに済むのも、老眼のでてきた私にはありがたいものでした。

【各時期の学習】
◆1年目 大手通信教育の行政書士講座を受講しました。テキストを読む、添削課題を提出する、の順で進めていったのですが、質問できる回数も添付してあるシートの数だけ(5枚だったと思います)、質問できる期間もその年度の試験日まで、と限定があり、理解して進む、というより提出期限に間に合わせるため理解できないままとりあえず課題を提出する、という状態でした。また2冊のテキストのうち1冊がほとんど出題の無い家族法と相続で占められているなど、今思えば???でした。

◆2年目 突破塾を申し込みました。憲法、民法、行政法の順に進めていったのですが、1年目の失敗から、とにかく理解してから次に進もうと、分からないところでは留まって理解できるまで次に進まないようにしました。今思うとこのやり方は失敗だったと思います。結局試験日が近づいてしまい、憲法は解けたのに民法、行政法は散々という結果でした。CDの中で先生も言われていますが、解らなくてもとにかく一通り聞いて最後まで進む。そして繰り返し何度も聞く。と言われていたことが今となっては納得できます。後で出てくる項目と今自分が理解できない部分とがリンクして両方の理解が進む、ということもあったからです。

◆3年目 理解できている所は飛ばし、理解出来ていないところを重点に図を描いたり、ノートに書きだしたりして理解と暗記に努めました。ただ今思うとインプットに重点を置きすぎてアウトプットの時間が少なかったかと思います。理解しているつもりでも違う角度から質問されると回答できない、ということもありました。

◆4年目 突破塾の教材が2年前の物であったため、断られるのを承知で、そのまま使ってよいかをお尋ねしたところ、テキストの改定箇所(法令、判例の変わった部分など)を送付頂きました。判例の変わった部分などは翌年に出題されやすいとの情報もあり、その部分もチェックしつつ アウトプットを中心に学習し、間違えた所を再度テキストを読み、CDを聞く、という学習にしました。理解→記憶→問題を解く→解けないところのテキストを再度読む。CDを聞く。→理解する→問題を解く→理解したうえで問題が解ける、(過去問の設問と回答の丸暗記では無く)というサイクルは良かったと思います。

【勉強法(突破塾講座活用法)】
 テキストを見ながら普通の速度でCDを聴く。権利関係などは図に書く。書いた図はテキストに挟む。何度もテキストを見ながらCDを聴く。早聞きでCDを聴く。の繰り返しでした。
 テキストにはCDを聞くときに、CDの該当する箇所を記入しました。各時期の学習の4年目の所にも書いたのですが、問題を解きながら解けないところは再度テキストに戻って解答を探すのですが、その時にCDも同時に聞くとまた記憶や理解が深まったのです。
 CDの該当部分を早く探し出すために、例えば、民法CD4枚目のトラック3なら、「4-T3」のようにテキストに書いておきました。

【他に使用した教材】
 資格の大原の「行政書士トレーニング問題集」の民法、行政法、基礎法学をアウトプット教材に使いました。解答の解説が分かりやすく良かったです。ただ、解答できなかったところや間違えたところは、答えを暗記するのではなく、テキスト、CDに戻って再度聞き直すようにしました。このことによって、どの角度から質問されても解答できるようになったのと、一番大きかったのは、記述式の解答が書けるようになったことです。

【心がけたこと】
 続けて不合格になると心が折れそうになりますが、ここでやめたら今までの苦労が無駄になる、と思い頑張りました。とにかく毎日勉強する、仕事で疲れている日も1行だけでもテキストを読むまで寝ない、を心がけました。もっと効率的な勉強法があるんじゃないか、自分は頭が悪いんじゃないか、と環境や自分を信じられなくなる時もありましたが、突破塾や突破先生やそして自分を信じてよかったです。

【試験結果】
 択一式154点 記述式 32点 合計186点

【試験後の感想(お世話になった人へのお礼など)】
 突破先生に本当に感謝です。ただ少し心配なのは、突破塾に商売っ気が無さ過ぎて 突破塾の経営が大丈夫かな(失礼)ということです(笑)。今後とも長ーく、受験生の為にご活躍くださいませ。