平成17年度行政書士試験合格者
p-p-p様
皆さん、こんにちは。
そして、とっぱ先生1年半どうもありがとうございました。
私の行政書士試験受験は平成15年から18年にかけての三回で、勉強期間は2年半でした。
高校卒業後、簿記3級で勉強した以来5年ぶりの勉強だけあって退化した脳を鍛え直すのに時間がかかりました。
15年度の行政書士試験は、大手通信教育ユーキャンで勉強し、見事3割の正解率で落ちました。
その教材に見切りをつけ、ネットでよい教材はないかと探している時に突破塾の存在を知り、HPで憲法を申し込みました。
通信講座到着後、その素晴らしさに感激しすべての通信講座の購入を考えましたが、顔の見えない相手に不安を覚え、先払いはしませんでした。
(結果的にすべての通信講座を購入した場合は、単科購入との差額の割引制度があったので)
16年度の法令の勉強方法は、民法をやったら行政法、その次は憲法をやり、一周したら民法に戻るといった感じで、民法をやったらその復習をすぐやるということはしませんでした。(これがいけなかったみたいです)
それに加え、Wセミナーの合格答練パックを行政書士試験3ヶ月前に申し込みました。
オークションでレックなども購入し合計30以上もの模試や答練を行いました。
しかし、これはいけなかったです。
復習4回を目標にやっていたのですが、さすがに3ヶ月で30以上解答、復習をやると突破塾の通信講座を回す余裕が全くありませんでした。
そして試験前2日間集中で、Wセミナーの一般教養部分を覚えいざ16年度の行政書士試験へ。
(突破塾の教養講座は2回だけ聞きました)
20問目あたりで合格を確信しました。
が、解き終わってみると教養で落ちた感があり合掌。
結果は83点で不合格。
難しいといわれた教養は11問正解でした。
そして17年度の行政書士試験に挑みます。
しかし今回は、通信講座への不安や不満は全くなく、ただひたすらバージョンアップの発売日を待ちました。
そのとき落ちた原因を考えたのですが、その結果以下の3点です。
1、直前に答練などをやりすぎて突破塾をおろそかにした。
2、勉強方法に問題があった。
3、行政書士試験対策のメールマガジンは読むだけ時間の無駄だった。
1については後述します。
2については勉強の仕方についての本を3冊ほど読み最善の方法を編み出しました。
3については私の場合、全く頭に入らずにいたし、何よりも質が良くないとわかりました。
とりあえず、バージョンアップまで内田民法をやろうと思い全4冊を購入しました。
これは以前から興味があったので買っただけすが、実際は行政書士試験対策での辞書代わりとして有効に活用することができました。
春に、たまたま辰巳法律研究所の弁護士講師の刑法の講義を生で30時間ほど聞くことができました。
今思えばこれが法解釈の基礎力をつけてくれたのだと思います。
というのは、刑法は学派の対立が激しく~説といったものを抜きには学べなかったからです。
(同じ法律でも突破塾の勉強とは全然違い軽いカルチャーショックを受けました)
夏になり記述対策として、芦部憲法を購入。
太文字だけ覚えようと思っていたのですが、意外に面白く普通に読んでいました。が、全部は読みきれず、結局太文字も覚えられませんでした。(直前に気づいたのですが、最低でも索引を理解していれば記述式対策は万全でした。)
と、同時にWセミナーの総合と答練を申し込みました。
前年の教訓を活かし17年度の模試、答練は全部で15回ぐらいに押さえ、しかも前年に比べ期間は2倍ほど作りました。勉強方法は期間もあったのでエビングハウスの忘却曲線にそった復習方法で難なくこなしました。Wセミナーの問題は行政書士試験とは質は違いますが、難易度は同じくらいでちょうど良かったです。その結果、とっぱ塾を常に回すことができました。
行政書士試験二ヶ月前から法令をエビングハウスの忘却曲線を使い再度復習。
さらに直前二週間前から細かな計画を立て総復習を開始。
このころ、講義を平均4倍速で聴けるようになりました。ちなみに、16年度は2,8倍でした。
科目によってはそれより低いものと高いものとがあり、それは得点に影響を与えていたことから理解が進むと速度を上げることができ、その結果試験で得点できるようです。
(4,5倍ぐらいで聞けた行政法はケアレスミス1問だけでした)
そして今回の教養対策は、コツコツ文章理解、数学をやり直前一週間前から突破塾で一般教養をやりました。
法令も教養も去年はテキストを見るとき必ず講義も聴いていたのですが、今年はテキストのみといった方法も取り入れました。とっぱ先生の指摘部分に加え自ら3色ボールペンでチャックを入れテキストのみでの復習に役立てました。
そして、試験一週間前に行われる宅建を行政書士の予行に受け合格しました。
(勉強時間は2ヶ月42時間だったので行政書士には影響なかったと思います)
このとき、試験日の心得など多くを学びました。
行政書士試験当日、水分補給時期や体温調節など宅建で得たテクニックを活用し挑みました。回答中トイレに行きたくてどうしようもなく、さらに問題が非常に難しく投げやりでした。
民法の途中でトイレに行きましたが、これでかなり落ち着きました。
しかし、終了後は不合格を否めずに合掌。
落ちたことを帰りの電車で皆に報告。
夜、解答速報で答えあわせしてみると、一般教養で14問ぐらい正解していることが発覚。合計点も合格点クリアとなっていたので発狂しました。
が、マークミスなどチェックをしていなかったので不安のまま一月。
結果は
法令50点
記述18点
一般教養28点
合計 96点
この3ヶ月間は長かったです。
落ちたときも考え、さらに受かったときのことも考え行動していました。
落ちたときはすべてを突破塾にお任せするつもりだったので楽でしたが、受かったときのために、交通事故の本を何十冊を読んでいました。
業務獲得セミナーにも参加しました。
終わってから行政書士試験には不確定要素が多いことがわかりました。
それは
・得点源の数学を不正解に、不安が残る国語が全問正解で一般教養28点。
・記述で知らない言葉の「行政審判」が書けたことが不思議。
(これは可能性としてはラジオ放送の放送大学の行政法を一度聞いたときに出てきた可能性しかありません)などがあったからです。
これから勉強をはじめる皆さん、そして始めている皆さん。
私は各予備校の解説テープ付の答練、模試を受けているので言えます。
切るところは切り加えるところは加えるといったスタンスの突破塾は最高です!
切ったところが結果的に出たとしても、それは合理的な勉強方法ということでほかの部分で得点につながっているのです。
それでは最後に、とっぱ先生、スタッフの皆さん、お世話になりありがとうございました。これから、私も行政書士としてがんばっていきます。
本当にありがとうございました。
PS、内容に疑問等ありましたら、私のメールアドレスを公開しますのでメールをください。
web@senryaku.info