行政書士試験突破塾

平成16年度行政書士試験合格者
R・M様

行政書士試験突破塾を知ったのは平成15年度の不合格通知を受け取ってからでした。

平成14年夏から独学で行政書士の勉強をやってきて、2回目の不合格通知であったので、不合格のショックはあまり無かったのですが、なにより心に響いたのは「34点 (記述採点されず)」という本当に情けない点数でした。

「今まで何やってきたんだろう」。自分自身に失望し、しばらく何も手につきませんでした。

でも諦めるわけにはいかないので、なんとしても行政書士試験に合格する方法を探しました。

そこで考えたことは、今までの「基本をおさえない」勉強方法を変えることでした。(それまでの勉強方法は、少しは自信があった記憶力に頼りっきりの「丸暗記」でした。とにかく行政書士の過去問題・予想問題を繰り返し、基本書も確認するくらいで、あまり目を通していませんでした。六法についてもほぼ置いているだけでした。)

それには資格予備校に通い、基礎からやり直すのが良いかと思いましたが、自分の住んでいる所(結構田舎でしたので近くにはなかったのです)や値段のことを考えると、決めることができませんでした。

そこで突破塾の卒業生であるseki様に相談したところ、「突破塾が良いですよ」と勧められ、当塾にすることを決めました(内容や値段のこともありますが、決め手になったのはいつでも質問できる、というところでした)。

当塾の通信講座を初めて聞いたときの感想は、『本当にわかりやすい』この一言です。今まで独学ではなかなか理解できなかったことが、CD聴講でほぼ確実に理解できたように思えます(今でも覚えているのが「法定地上権」のところです)。

「CDで講義を聴いていく」ということに、初めは何となく抵抗があったのですが、聴いていくうちに、自分では気付かないようなところを押さえてくれるので、つくづく、「人から教えてもらうことの大切さ」を痛感しました。

また通信講座がCDなので、解かりにくいところを理解できるまで何度でも聞きなおせるというところがよかったです。予備校などではなかなか難しいのではないでしょうか。

今までとにかく詰め込むだけ詰め込んできて、引き出せなくなっていた情報が、とっぱ先生の講義、メールでの質問によって、やっと「自分のもの」になったように思います。

ただ、行政書士試験の日が近づくにつれ、不安も高まってきていました。

それはどうしても模試で合格圏内に入れなかったからです(色々模試を受けましたが結果的に1度も合格点は取れなかったです)。

知識はついてきているはずなのに、試験では同じような凡ミスをしてしまう自分に苛立ちさえ覚えました(今回の行政書士試験でも情けないことに漢字の間違い、行政手続法と行政不服審査法を勘違い、等わかるだけで7点くらいあります)。

そして行政書士試験直前になり、不安と苛立ちで浮き足立っていた時、とっぱ先生から頂いた励ましのメールには大変勇気づけられました。

「とにかく2時間30分攻め続けよう」。今までに無かったこの気持ちのおかげで、落ち着いて行政書士試験を迎えることができました。


今回自分がやってきた勉強方法は、ほとんど突破塾の通信講座が中心でした。あとはそれを試すための模試や予想問題をいくつかしました(実際したのは【Wセミナー】の全国模試2回、ネット上の模試6回、市販の模試2冊【DAI-Xと東京法経】、予想問題集1冊【住宅新聞社】、LECの過去問です)。

一般教養対策としては、これも通信講座や予想問題が中心でしたが、たまにNHKの「高校地理」というのをみていました(世界的な話をしていて面白かったです)。

勉強時間は、私は育児をしながらでしたので、子供が昼寝をしているとき(約2時間)と夜(約2時間)くらいでした。行政書士試験が近づいてくると家族の助けもあり、週末などはみっちりすることができました。

また試験対策として、行政書士試験本番は「記述 15分」→「一般教養 60分」→「択一 75分」の順番・時間配分で進めていきました。これは集中力のピークを一般教養にもっていきたかったからです(どんなに難しい一般教養の問題でも冷静に集中してやればなんとかなると思っていましたので)。

結果、択一50点 記述12点 一般教養24点  計86点 で無事合格することができました。

この合格は本当に嬉しいです。

幾度と無くくじけそうになりましたが、その都度、気持ちを奮い立たせて、頑張ってつかんだ行政書士試験の合格ですので、本当に涙が出そうなほど嬉しいです。

1年間本当にありがとうございました。