平成24年度行政書士試験合格者 受験番号2110049
滝口 仁史 様(埼玉県) 

滝口さん

【初めに】
   私は2度目の試験で188点で合格しました。合格点に対して全く余裕がない点数であり、トータルの勉強時間も決して多くはなかったと思います。 後から振り返れば最善の勉強方法とはいえませんが、こうしておけば良かったという点も踏まえて少しでも体験談を読んで頂ける方の参考になれば幸いです。

【受験1度目の勉強】
 2011年5月に何か資格を取りたいと思い、軽い気持ちで理系ながら行政書士を受験することにしました。当時の私は行政書士試験の難易度を軽く考えており、ちょっと勉強すれば合格できるだろうと勘違いをしていました。2万円と格安だったことも有り、某社のEラーニングの通信講座を受講して勉強を始めました。
 しかし、プライベートや仕事で色々と有って7月8月はほとんど勉強ができませんでし た。9月になり流石にまずいと思い、勉強量を増やしました。9月からの追い込みで何とか10月中旬までにはEラーニングの学習ノルマは終わりました。この時点でも今年合格するだろうと簡単に考えてました。
 一通り勉強も終わったし、模試を受けようと思い、LECと伊藤塾の模試を合計3回分申 し込みました。LECの模試を受けて初めて気付きました「全然解けない。。。」。結果は110点台で惨敗。次の伊藤塾の模試も惨敗で120点台。2回目のLECの模試も120点台で惨敗。模試での予備校のコメント欄には「基礎ができてません」と酷評されてました。
 このままでは合格できないと思い、私なりに作戦を考えました。記述の勉強をほとんどしておらず、記述の点数が0点に近かったので、「記述で60点を取って大逆転を狙おう」という安易な作戦でした。軽い気持ちで始めた勉強でしたが、どうせなら合格したいという思いが強くなり、直前期はテレビもほとんど観ずに、会社から帰宅すると寝るまで勉強しました。特に試験直前1週間は、自分でも驚くほど集中して勉強しました。 試験当日も試験開始30分前まで記述問題集を復習して試験に挑みました。

【1度めの受験】
合格点が6割なのだから難問は飛ばせとよく言われますが、ほとんど全ての問題が難しく感じました。実力不足のため、易問と難問の区別すらつきませんでした。5肢択一では2択までは絞れるが、1つに絞れないという問題が続きました。
 ただし実力がないなりに、実力を出し切った感は有りました。 結果は166点。10月の模試の成績からすれば、自分なりによく頑張ったと思いました。 今思えば、1度目の受験直前の追い込み勉強が少なからず力をつけたと思います。また、記述は60点とはいきませんでしたが、44点を取ることができました。

【受験2度目の勉強】
 1度目の受験が終わり、自己採点で不合格が確実だった為に、すぐに勉強を始めることにしました。ただし今までの講座では私には無理だと思い、大手予備校を検討していました。しかしネット上で突破塾の存在を知り、ネット上の評判が良いことと値段が安いことから、突破塾で勉強していくことに決めました。

●12月〜3月
 突破塾に申し込み,早速12月から憲法を始めました。この時の勉強法は、テキストを見ながら講義を聴くというだけのものでした。突破塾テキストのチェック問題以外は一切問題を解くということをしませんでした。1日に1講座を1.5倍速で聞いてたので、1日の勉強時間は約1時間でした。毎日1講座を聞いていれば、次の民法のテキストが送付されるまで時間が余るので、それまでの間に2周目、3周目とできるだけ繰り返し講座を聞いてました。2周目以降は2倍速にして聞いてました。
 民法,行政法も同様に次の科目が送付されるまで、できるだけ繰り返して聴くというだけの勉強でした。

●4月
 仕事で転勤があり、新しい仕事を覚えることと職場環境が変わったために勉強に手が付かずに、勉強が止まってました。

●5月〜6月
 まずいと思い、勉強を再開しました。地方自治法からです。地方自治法は面白みが無く苦手としてました。相変わらず1日1時間程度のインプットのみの勉強法です。

●7月〜8月
 一般知識を除いて、一通りの講座を聴いたので憲法からまた繰り返し突破塾の講座を聞きました。8月中旬に伊藤塾の中間模試があったので、受験しました。結果は182点で180点を初めて越えました。問題を解いている時の手応えも去年とは違い、易問と難問の区別も概ね分かりました。反省点も見えました。記述が40点以上で記述頼りの点数となっており、出題の多い行政法、地方自治法の5肢択一の点数が5割程度で弱点となってました。

●9月
 憲法、民法の問題は文章が長くて1問を解くのが大変です。それに比べ行政法、地方自治法は問題の文章が短くて知識があれば解ける問題が多い為、得意科目にしておけば時間の限られた本試験では圧倒的に武器になります。行政法、地方自治法を得意科目にしなければと思い、「LECの公務員過去問クイックマスター行政法」を購入しました。今までインプットのみの勉強だったので、問題も解かなければと思い、「Wセミナーごうかく行政書士攻略問題集」も購入しました。9月は1日3時間くらいに勉強時間を増やして2つの問題集を一通り解きました。クイックマスターの難易度は高いですが、本試験前日まで出来ない問題を中心に繰り返し解きました。

●10月
 大手予備校の模試が始まったので、伊藤塾とTACの模試を1回づつ受けました。伊藤塾は総得点186点(記述48,一般知識24)でB判定、TACは総得点178点(記述34,一般知識28)でD判定。総得点で8月からの伸びはあまり有りませんでしたが、行政法の正答率が6割程度になりました。万全では有りませんが、合格できるかもしれないという思いが湧いてきました。突破塾の一般知識は1周だけ受講し、2周目はあきらめました。理系の私には政治経済を真面目に勉強するのは無理だと思ったからです。一般知識は「らくらく行政書士の一般知識○×チェック(週刊住宅新聞社)」を購入して試験日までに3周くらいまわしました。この本は早めの購入をお勧めします。試験直前は売り切れ続出で、私は中古品を倍の値段で購入 しました。

●11月
 11月は自分でも感心するくらい、勉強に集中できたと思います。試験直前の1週間(土日含め9日間)は会社を休みました。突破塾のテキストを一通り読み直し、記憶を定着することに努めました。
 クイックマスター行政法を何度も繰り返し、全ての問題を解けるようになるまで繰り返しました。記述対策は、 突破塾の問題集を一通り解きましたが、書いている時間はないので論点だけの確認をしました。昨年の直前期に、記述問題の回答の仕方は練習しておいたので、論点だけ覚えていれば大丈夫だと判断しました。
 一般知識は足切りされなければ良しと割り切りました。「らくらく行政書士の一般知識○×チェック」の最終確認と文章読解の練習だけで済ませました。
 前日はもちろん、試験開始直前まで緩めることなく勉強して頭に詰め込んでました。
また、この時期に一度、試験会場を下見に行き、会場の雰囲気をつかんで、試験当日に昼食を食べるファミレスも選んでおきました。  そして夜型の生活にならないように気を付けて、前日は12時前には就寝しました。少し気持ちが高揚してましたが、何とか寝付くことが出来ました。

【試験当日】
 朝8時半に起床して軽めの朝食を取りました。12時前には試験会場近くのファミレスで昼食を取るつもりでしたので、朝食は軽めにしました。試験会場へはバスで11時前には到着し、ファミレスのオープンが11時だった為、店の前で開店を少し待ちました。11時に入店して、一般知識○×チェックを見直しました。11時半ころにパスタを食べました。パスタは長時間スタミナがもつそうです。
12時に試験会場へ向かい、自分の受験票の座席に着席しました。直前まで40字記述式問題集(成美堂出版)の論点を確認してました。この問題集は1年前の試験直前期に解いてた問題集です。仮に本試験の出題と同じ論点に、試験直前に目を通すことが出来れば、その問題は解けたも同然なので、試験直前は記述の論点を出来るだけ多く目を通すのがよいと思います。
 直前にトイレに行きましたが、行列が出来ていて、席に戻れたのは試験開始の1分前でした。すごく焦りました。
 試験が始まり、まず記述問題を確認しました。さっき見た論点があればラッキーだからです。論点が浮かんだものは、とりあえず問題用紙に論点だけ簡単に記入しました。次に一般知識を解き、その次に今度は記述式を真面目に解きます。分からない記述式は悩まずに飛ばします。法令択一を解いている中に記述のヒントが隠れている可能性があるからです。その後は、多肢選択を解きます。多肢選択は単なる国語の問題である事が多いので、早めに解いておきます。次に5肢択一の基礎法学→憲法→行政法→民法→商法(会社法)と順番に解きました。分からない場合は極力悩まないように努めました。最後にさっき記述で分からなかった問題に戻りました。やはり、今度は解けました。
 一通り解き終わって、時間が20分くらい余ったので見直しをしました。一般知識の読解問題は思ったより難しく最後まで悩みました。
 試験が終了しました。多少のケアレスミスは有りましたが、自分のの実力は出し切ったと思い、自分なりには出来たんじゃないかという手応えは有りました。

【合格発表 まで】
 自己採点では記述抜きで144点でした。大手予備校の講師陣の本試験の評価は例年より平均点が高く、記述の採点は厳しくなるだろうと予測されていました。中には記述抜きで160点以下は絶望とコメントされる講師もいました。自分では手応えは有りましたが、少し不安になってきました。  結果は,総得点188点で合格していました。内訳は、記述44点、一般知識28点です。法令択一はどの科目も6割くらいでした。 インターネットで自分の受験番号を確認した時はほっとしました。

【振り返って良かった点】
 自分の勉強で良かった点は、試験日に学力のピークを持っていけたことです。普段の勉強時間は決して多くは有りませんでしたが、普段は毎日コツコツと知識をインプットしていき、直前3ヶ月くらいでほとんど詰め込みで知識を定着させ、駆け込みでアウトプットも何とかこなしました。

【反省点】
 アウトプット勉強が少なすぎたことは反省です。特に私はほとんど過去門をやりませんでした。今になって思えば、突破塾のインプットを終えた直後にテーマ別過去問題集の該当箇所を毎日30分でも解くということをしておくべきでした。
 それから、クイックマスターの憲法と民法も解きたかったです。私は行政法しか出来ませんでしたが、主要3科目やればかなり自信が付くと思います。

【最後に】
 私の学習の9割は突破塾のCDを繰り返し聞くことでした。それだけで、8月の中間模試では180点を突破できました。他にも行政書士の通信講座は沢山有りますが、合格レベルまで網羅してる講座は少ないと思います。質問も出来る点でも突破塾は優れてます。コストパーフォーマンスを考えれば、大手予備校にも負けてないことでしょう。
 突破先生には何度も質問に答えて頂けました。突破塾を選択して正解だったと今でも思っております。
 突破先生、スタッフの皆様、お世話になり本当にありがとうございました。

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