平成23年度行政書士試験合格者 受験番号5510204
吉田 友美子 様(兵庫県) 

吉田友美子さん

【初めに】
   私は、2度目の挑戦におきまして180点ギリギリで合格をする事ができました。なので、大した事はかけないかも知れませんが、これから受験される皆様の合格の一助になればと思い、合格体験記を書かせて頂く事に致しました。参考にして頂ければ幸いです。

【学校選び】
   殆どの受験生の方々がそうであるように私も仕事家事育児をしながらの勉強でしたので、決して時間に余裕があったわけではなく、また、通学も出来ない状況でしたので、選択の余地なく通信で勉強を致しました。色々あった中で、1年目は別の学校さんの通信、2年目でこちらのお世話になりました。はやり、受講料で一番惹かれましたが、内容も合格には十分な内容だと思いました。
   好きな時間に講義が聴けるスタイルは私の生活スタイルに合っていました。絶対に受かる!という気持ちがあれば通信でも十分やっていけるのだと思いました。
   また、私は他学部出身なので、テキストと講義だけで十分に理解できるところがいいと思っておりましたので、そういった意味でもこちらのテキストや講義は良かったと思います。

【使用した教材・勉強グッズ】
   突破塾さんのテキスト以外では、@有斐閣の判例六法、A行政書士過去問(「肢別過去問集」早稲田セミナー、伊藤塾の年度別過去問)、B公務員試験過去問(憲民行の3法のみで、LECのウォーク問)、C40字式の過去問予想問題集1冊(成美堂出版)、D「合格行政書士攻略問題集」(早稲田セミナー)、E試験に出る判例(自由国民社)、F後は手のひらサイズのノートで自分の出来ない問題を書き出したもの、くらいでした。市販の予想模試も買いましたが、結局は手をつけないままとなりました。また、AEは1年目で使用したものを引き続き使用し、それ以外は2年目に買いました。 そして、使用した勉強グッズは以下の通りです。

@蛍光ペン
  ・オレンジ→先生の「ここアンダーライン」と言った箇所に使用
     ※講義を聴いていて、自分で重要だと思った箇所については鉛筆でライン引きをしました。重要でない箇所であれば後で消せるようにする為に「鉛筆」です。
        オレンジと重なる部分もありました。これをする理由は自分が的を得ているかどうかを見る為でした。
  ・緑→過去問を解いて出来なかった問題のテキスト該当箇所にマーク
  ・ピンク→模試等予想問題で出来なかった問題のテキスト該当箇所にマーク
A付箋→出来なかった問題に貼ったり、記述で出そうなところを貼ったり、色々・・・
B暗記用のマーカー&シート
C蛍光オレンジのボールペン→何度やっても間違えるものを手のひらサイズノートに書く時に、キーワードについてこのペンを使用。赤の暗記シートで隠せます。
   キーワード以外の部分は黒のボールペンを使用しました。

【時間の使い方】
    私は、夕方以降は机上での勉強時間が取りにくい状況にありましたので、朝起きてから夕方の間が勝負でした。勉強スタイルも時間帯にあった勉強を選択して進めて参りました。つまり、早い時は朝4時半頃に起き、(因みに就寝は22時〜24時の間)そこから夕方17時半頃までの間で、@まとまった時間があれば講義を聴いたり(CDからPCに落として2倍速で)、問題集を解いたり、A移動中等机上以外の細切れ時間(電車の中や歩いている時、その他家事をしている時など)では講義の聴き直し(ウォークマンで3倍速)をしたり、移動中でもテキストや問題集が開ける状況であれば重要個所の見直しや、出来なかった問題を解いたり、暗記時間に充てたりしておりました。また、B暗記は夜寝る直前にすると知識が整理されるらしいので基本的にはそのようにしていました。眠いのでさすがに暗記しながら眠ってしまう事もありましたが、それはそれでよしとしました。それなりに効果はあったと思います。

【復習の仕方】
   勉強をする中で、私が一番力を注いだ部分です。
   講義(1〜3)回分を聴いたら、5分〜10分程度で軽く復習(「ここマーク」と言われたような重要個所の見直しのみ)をし、その後(直後か遅くとも翌日迄に)、講義とリンクする箇所についてだけ行政書士の過去問を解きました。この時、一肢一肢について正誤判断し、「×」の肢についてはその理由を書き出しました。制限時間は5肢処理するのに2分30秒を目標。そして出来なかった所はテキストに戻り、「緑色」の蛍光ペンで印をつけ、更にコメントなど入れたりしました。過去問の方には出来なかった問題に付箋を貼り、細切れ時間を使って復習しました。復習の間隔ですが、笑われるかも知れませんが、エビングハウスの忘却線に従って行いました。これは結構お勧めです。つまり、翌日→そこから3日後→更にそこから1週間後→更にそこから2〜3週間後→更にそこから1ヶ月後(この時には出来た問題も一緒に見る)。出来なかった問題についてはこの間隔で復習し、出来るようになれば最初から出来た問題と一緒に2カ月位の間隔を空けて見直すだけにしました。初めは出来ない問題の方が多いので辛いのですが、続けるうちにかなり減ってきますので、そうなればこちらのものです。復習すべき内容と日付(翌日〜1カ月後の全ての日付)を細長い付箋に書き出し、それを復習すべき日の所に手帳に貼る、という方法で、復習が終われば次に復習すべき日の所に付箋を貼り直す、というやり方です。また手帳には勉強した時間とやった事だけを書くようにしました。これで、その日何をどれだけ勉強したかが見えてきます。挫けそうな時にこれを眺める事もありました。こんなに頑張ったんだなぁと。

【勉強の進め方など】
A)法律科目
   1年目は憲→民→行→地方自治の順で、2年目は憲→行→民→地方自治の順で講義を聴きました。1年目に民法の出来が悪かったので、2年目は憲・行を進めている期間にも、細切れ時間に民法の前年の講義を聴いていました。2年連続、勉強を始めたのが5月のGWが過ぎてからでしたので、これは反省点です。1年目から早めに手をつけていれば良かったと後悔しております。その為、商法は殆ど出来ませんでした。時間のある方は捨てずに頑張った方が良いと思います。
   憲法の講義を聴き始めたのが5月。先述したように、講義を聴いている時は、先生の「ここマーク」と言われた箇所は「オレンジ」のマーカーで線を引き、それ以外で自分なりに大事かなと思う箇所は「鉛筆」で印をつけました。
   憲法を聴き終えた頃(2週間程度かかりました)には公務員の過去問に手をつけました。先述の通りこれは主要3法(憲・民・行)のみですが、予想問題集の代わりとして使用しました。結構ここから出題されているような気がしましたので、最後はこの問題集をひたすら解いていました。今回もここから出題されておりました。やり方は行政書士の過去問と同じやり方で、一肢一肢の正誤判断をし、×肢には根拠を余白に書く。出来なかった問題はテキストに戻り、ピンクのマーカーで印をし、問題集にはやはり付箋を貼り上記の間隔で復習。これを7月末頃までかけて憲・民・行を一回し。後は本番までひたすら繰り返し、出来た所も3回程度、出来なかった所については、5回程度は回したと思います。また、国家Tレベルの問題も「本番で見た事がない問題が出た時の対処法」として特に憲法の学説対策として解いていました。つまり、現場思考型問題の対策です。これは精神安定剤になりました。また、ウォーク問は余白がかなりありますので、自分なりに記憶する為の表を書いたり、模試で出来なかった問題をウォーク問の該当する問題の余白に加えたりもしました。
   行政書士試験の過去問集は「相手を知る」という意味で使用したのと、講義を聴いた後に確認テスト的な感じで使用しましたが、出来なかった所中心に見直しをしただけでメインには使用しませんでした。
後、法学ですが、特にこれと言って対策は立ててませんでした。
b)一般知識
   情報通信・個人情報保護法、文章理解は得点源になるところでしたので頑張りました。始めたのは8月頃だったかと思います。文章理解は過去問を解いたりしましたが、時間内(1問2分30秒)で解く練習をした程度で特に対策はしていませんでした。政経社については、各国の政治体制など繰り返し出題されている所を中心に勉強しましたが、正直、一般知識に関しては「基準点割れ」しないように最低限の事しかしておらず、模試で新たな知識をインプットしたのと、突破塾さんの一般知識の講義と伊藤塾さんの直前講義を受けて知識を整理する程度でした。実際このやり方で、24点ギリギリでした。

【選択式や記述対策】
   知識は択一をしながら蓄え、記述式については書く練習だけ40字式の予想問題集を使いました。選択式・40字式共に模試やその他予想問題集などで出来なかった問題はテキスト(最終的には公務員の過去問に全て集約しました)ピンクで解答となる語や文を囲みました。過去に出たところは緑で囲みました。実は、公務員の択一過去問から40字が出題された年もありました。自分が試験員ならここ出すかも、というところも鉛筆でマーキングしたりもしました。試験直前になれば、記憶用のマーカー(赤)で文字を塗り、緑のシートで隠して暗記しました。
   後、突破塾さんの記述対策の問題も細切れ時間に見ていました。

【模試】
   8月になればあちらこちらの学校さんで模試や答練が始まります。模試が始まる頃には、主要3法も1回目は聴き終えていました。私は、模試は大手学校さん(伊藤塾2回・LEC2回・TAC1回)のを合計5回程受けました。答練は悩みましたが、時間もなく消化不良になりそうだったので受けるのは止めました。
   模試の復習の仕方も問題集と同様のやり方ですが、私は、模試は伊藤塾さんのものをメインとしてじっくり復習しましたが、他の模試については復習時間があまりとれなかったので、正解率40%程度以上の問題で自分が間違えた問題に絞って復習をしました。 模試の受け方ですが、極力試験当日と同じ様に過ごし、また解く問題の順番も同じにしました。私は、選択式(20個の語群から選ぶ問題)→専門択一を1問目から順に解く→40字→一般知識を逆から解く。一般知識は、文章理解は時間があれば解ける問題なので時間を割き、その他は時間がない方が私は直感力が冴えるので、敢えてこの順番で解きました。
   また、すぐにわからない問題や個数問題は全て後回しにし(そのページは大きく折る)、余った時間で解くようにしました。普段から1問2分30秒で解く訓練をすれば模試では30分位は余ります。その余った時間で飛ばした問題を解きました。

【試験前日】
   早く寝るべきだったのですが、2年連続共にやはり興奮してしまい、なかなか眠れませんでした。が、「寝なきゃ」と思うと余計に眠れないので、諦めて眠くなるまで不安な所を眺めていました。結局寝たのは夜中0時近くだった様に思います。

【試験当日】
   朝は6時前に起床。朝食も普通に取りました。昼食後は、眠気覚ましにコーヒーを飲みました。これは模試でもやりましたし、受験勉強中も休憩に飲んでました。 持って行った物は、飴(試験直前までなめてました)、「絶対これを見る」というもの(自作の手のひらサイズノートとLECのウォーク問)と、何となく不安な科目のテキスト。最終的に結構な分量になってしまいましたが、結局見たものは手のひらサイズのノートとウォーク問のみだったと思います。それと、現地に行くと各学校さんが直前チェックリストの様なものを配布しおりますので、それも出来るだけ頂き、時間のある限り見ました。ここからも出たりします。  試験ではわからない問題もありましたが、1年に1度しかない試験ですし、今年で最後、という気持ちで挑みましたので、「とにかく最後まで諦めない」をモットーに頑張りました。

【受験後】
   やるだけの事はやったと思い、当日の晩はゆっくり寝ました。自己採点では、記述次第、という結果でしたので、発表までは落ち着かない日々でしたが、後は神頼みしかなかったので、しっかりと行いました(笑)。 そして、自分へのご褒美もしました。我慢していた事をしたり、ストレス発散に友人達と遊んだり。

【受験生の皆様へ】
   行政書士試験は決して手の届かない試験ではないと思います。頑張れば必ず実ります。挫けそうになれば、合格の先にあるものを想像して頑張って下さい。但し、体を壊すようなやり方だけは決してしないで下さい。体あっての試験ですから。 それと、今回駄目だったらやろうと思っていた事ですが、憲法に関しては、判例の結論だけ覚えていても解答できない問題が公務員試験で出たりもしてましたので、時間に余裕のある方は、判例の結論に至った「根拠」も覚えると良いかなと思います。 判例の勉強に私は「出る判例」を使用しました。事件の概要や判例の趣旨が分かりやすく書いてある為記憶に残りやすく、良かったです。

【最後に】
   合格は自分の為でもありますが、周りでは私の合格を待って下さっている方々が沢山いて、早くその方々の喜ぶ顔が見たい、という気持ちや、その他応援してくれた家族(特に犠牲になってかわいそうだったのが小学生の息子)や周囲の友人達の為に、という思いで頑張る事が出来ました。その方達がいたからこそ、自分の合格がありました。挫けそうになった時は、この方達の喜ぶ顔を想像して踏ん張りました。またとっぱ先生にも励ましのお言葉を頂いたりして支えて頂きました。本当に感謝の気持ちで一杯です。これからは少しずつでも恩返しが出来るよう行政書士として頑張って参りたいと思います。 突破塾の先生方やスタッフの方々、家族・友人やその他応援して下さった方々へ。本当にありがとうございました。

   至らない文章でしたが、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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