平成23年度行政書士試験合格者 受験番号3310066
吉川 祐司 様(石川県) 

吉川祐司さん

【はじめに】
   私は行政書士試験4度目でやっと合格することができました。
   ですので皆様の参考になれるようなことがあまりないと思うのですが、ほんの一握りの 方にだけでもいいので少しでも参考にしていただいて、受験勉強の後押しになればと 思い自分の体験を書かせていただきます。


【行政書士試験受験のきっかけ】
   私が行政書士試験試験合格を目指したきっかけは、
@受験資格制限がないこと
Aここ数年社会的に注目されている資格の1つだということ
B憲法、民法という基本的に身近でありながら普通の生活をしているだけでは知りえない  法律の知識を学ぶことができること
この三点が行政書士試験を受験するきっかけになった要因でした。

【勉強を始めるにあたって】
   私が行政書士試験の勉強を始めるにあたってまず考えたことは 「何事も犠牲にしたくない」 でした。
・子供がまだ小さく、家庭を犠牲にしたくない。
・仕事も今まで以上に頑張らなくてはならない。
・また、趣味でサッカ−をしている私は平日の夜及び毎週日曜日は練習及び試合がある。
その為、勉強時間を確保し辛い環境にあった私は、普通なら何か1つでも諦めて勉強に 専念しなければいけないのはわかっていたのですが、どうしても何も選ぶことができず 何も犠牲にできないと考えた私は、毎朝1時間だけ早く起きて勉強時間にあてるという 長いスパンを見据えての先の見えない長い独学勉強生活を開始しました。

【平成20年度試験】
勉強生活1年目。
   憲法どころか国会の仕組みさえ理解しきれていない私は、今年度は試験の雰囲気を試しに 体験してみる程度の覚悟で全てをインプットの勉強に当てました。
   まずは伊藤塾さんの「お手軽総合テキスト」を熟読しました。 法律を多少かじった人には物足りないかもしれませんが、法律初心者の私には十分すぎる 程わかりやすく、行政書士試験の基礎を学びました。
   この年は特に試験対策等はせず、10年前からの過去問を一通りした程度で本当に試験の 雰囲気を体験してみようという程度の軽い感じで受験しました。
   初受験の第一印象は、自分が想像している以上に本試験会場の雰囲気は独特な雰囲気が あり、もし自分が今年度本気で受験していたらと考えた時に、果たして自分の実力を 出しきることができたのかという想像以上に厳しい環境だなというのが第一印象でした。 試験結果は150点程度で、自分的にこんな程度だなと思う反面、独学で1年目でも5割 を取れるんだなという自信がつき、来年度こそはという思いが強まるとともに、あと1割 ぐらいならあと1年独学でも勉強すれば受かるかもという考えが生まれました。
   後にこの考えが間違いだと気づくのですが・・・。

【平成21年度試験】
勉強生活2年目。
   昨年度の試験を踏まえた上で、自分に足りないのは応用力だと考えた上で、基礎力の向上 を中心に考え、いろいろ市販の書籍を見比べた結果TACさんの「行政書士講義生中継」 の民法・行政法・会社法(商法)及び同じくTACさんの「行政書士基本テキスト一般知識」 の熟読及び週刊住宅新聞社さんの「うかるぞ行政書士予想問題集」を中心に勉強を進めて いきました。
   特にTACさんの「行政書士講義生中継」は本当に講義を受けているように感じられます ので独学の自分にとっては非常にわかりやすく、大変参考になりました。
   昨年度の試験結果を踏まえ、試験直前期には市販の直前予想模試を時間を計測した上で 自宅で数回実践してみたりもしました。
   予想模試では何度か合格点を取っていたものの実際の試験結果は170点台で不合格。
   しかしこの時はまだ自分は運がなかっただけだと信じ込み、あと10点程度なら来年度は 普通に合格するだろうという自信というよりは過信じみたものがあり、翌年度も独学での 勉強生活を決意しました。

【平成22年度試験】
勉強生活3年目。
   今年度はとにかく昨年度と同じくTACさんのテキスト及び問題集に加え、司法書士試験の 民法の過去問集を問いたりし、今思えばこの時期は新しい知識よりも自分は勉強している という実績だけを追い求め、ただ単に勉強していた気がします。
   結果本試験では150点台。 何よりも本試験を受けている最中にもう今回は確実に無理だなと感じさせるぐらいに自分 の実力のなさを感じ、この時初めて 独学だけでは無理!!誰かに教わらなければ!! と思い、いろいろネット等で検索した結果突破塾さんにお世話になることを決意しました。

【平成23年度試験】
勉強生活4年目。
   初めて人に教えてもらえる立場となった年。 突破塾さんには民法、行政法、一般知識の3教科を受講させていただきました。 3教科を選んだ理由は、勉強時間の短い自分にとっては単に苦手教科(特に商法・会社法) に時間を費やすよりも試験問題数の多い民法・行政法を重点的に学んだ方が効率的だと 思い受講させていただきました。
   また一般知識を受講させていただいた理由は、今まで3回の受験で一般知識の足切りは ギリギリなかったのですが、逆に一般知識で得点を伸ばすことができれば苦手教科である 商法・行政法分の点数を稼げると思ったからです。
   突破塾さんを受講してからは、とにかく講義CDを聴き、少しでも疑問に思ったことは 他の人からすればバカらしい質問でも気にせずとにかく突破先生に質問を繰り返しました。 講義CDと平行して突破先生お勧めのLECさんの「過去問クイックマスタ−」の民法及び 行政法を毎日問き、直前期には予想問題模試を9回分はこなしました。
   予想模試ではほぼ合格点はとれていたのですが、それでもやはり今までの経験上本試験 に対する不安が大きく、毎日昼休みや寝る前にネット上の行政書士試験過去問や予想問題 など1問1問形式的な問題も毎日こなすようにしていました。
   逆に今まで予想模試などである程度得点はできていたので記述式対策はあまりせずに、 突破塾さんからいただいた記述対策講義に2回程目を通す程度でした。

【試験当日】
   試験当日は4回目ということもあって、特に気負いもせずに試験当日を迎え、なるべく 普段通りの朝を向かえ、普段通り朝1時間だけ全体的に目を通す程度にテキストを読み、 試験会場についても他の受験者がテキストを熟読している中、自分があらかじめ用意した 最終確認用テキスト(後述で述べます)を軽い感じで読む程度でした。
   それは、3回の受験で感じた経験として、前日及び当日朝から最終確認としていろいろな ことを頭に詰め込もうとした結果逆に本試験中に脳が疲れてしまい、本試験中に息切れを 起こしてしまうという悪循環を起こすことがあるのでなるべく当日及び前日は体及び脳を リラックスさせたかったからです。
   結果としては、択一式としては予想よりも得意の民法の得点がいまいち伸びなかったのが 予想外だったのですが、全く対策していなかった記述式のおかげで合格することができ ました。

【試験を終えて思うこと】
   あらためて試験を終えて感じることは、ことわざでもあるように 「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」 自分1人で学ぶには限界があり、人から教わることは大変貴重なことなんだなと改めて 感じました。 今思えばもっと早く突破塾さんに出会えていたらあと2年は早く合格できていたと思います。

・タイム イズ マネ−
・人から教わることは決して恥ずかしいことではない

4年前の自分に言ってあげたい言葉です。 でも1つだけ自分なりに効率的な勉強方がありました。 それは、テキストなり問題なり問いている上で、重要なことや自分なりに少しでも疑問 に思って質問したことの答えは常に身につけているものに記帳し、いつでも確認できる 状態で置いておくことでした。
   私にとって常に身につけているものとは携帯電話でしたので、私の場合は携帯電話の 新規メ−ルの本文に「民法」「行政法」「憲法」など項目わけして保存し、重要な項目は たとえ前に記帳したものでも何度でも記帳し、暇があれば見直すようにしていました。 最終的には、試験直前には新規メ−ルが作れなくなる程保存メ−ルがあった為、SDカ−ド に保存メ−ルを移さなければならないほど保存メ−ルが増えました。
   試験当日に最終確認用テキストとして使用したのが保存メ−ルの中でも特に必要と感じた 項目を別途保存したものです。

【最後に】
   私が好きな言葉の一つに 「継続は力なり」 という言葉があります。
   私が行政書士試験に合格できたのは、何よりもこの継続力のおかげだと思います。 毎日たったの1時間ですが、4年間毎日朝早く起きて勉強しました。
   4年間勉強しなかった日はほとんどなかったと思います。 きっとかなり遠回りしたと思いますが4年間という長い月日をかけて合格することが できました。
   ですからみなさんには忙しく時間がないからといって諦めないでほしいと思います。 1日24時間のうちのたった1時間・・・30分でも勉強を続ければ行政書士試験合格 の道は少なからず0ではないと思うのです。
   最後にいつも試験直前期に時間を作ってくれたり毎回試験当日に送り迎えしてくれた 家族に本当に感謝しています。
   また、試験合格まで温かく見守っていただいた突破塾のスタッフのみなさんには大変 感謝しています。 ありがとうございました。

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