行政書士試験突破塾

平成20年度行政書士試験合格者
受験番号4510380
愛知県のM様(愛知県)

平成19年度の受講生の「愛知県のM」です。
変な質問で、よくとっぱ先生を困らせてしまいましたが、20年度、190点でなんとか行政書士試験に合格することができました。

まず、行政書士の受験のきっかけですが、平成18年に、帰宅が夜の9時10時は当たり前という毎日から、夕方の6時には帰宅する毎日に・・という環境の変化があり、自由な時間が増えたこと、もう一つが、数年前に宅建試験に合格していたので、その勉強が多少はいかせるのではないか、と思ったことでした。
正直言いますと、「行政書士になりたい!」そういう気持ちで臨んだわけではありませんでした。

平成19年の春に、突破塾で通信講座を一括申し込みし、約半年、500時間くらい勉強しましたが、19年度行政書士試験は一般知識で4問しかとれず、敢え無く玉砕しました。
一番大きな敗因は、緊張からか時間がまったく足りず、けっして得意ではない最後の文章理解が長文で、3問すべて落としてしまったことです。

19年度行政書士試験までの半年間は、CDを2回転、テキスト通読1回、行政書士の過去問は1回転できず、最悪なことに突破塾の記述式問題集に至っては一部しか手が付けられませんでした。
500時間勉強したにもかかわらず、時間が全然足りなかったのです。
理由は、いきづまったところで妥協ができなかったこと、CDを何度も巻き戻して講義の内容を細かい部分までテキストに書き込みすぎたこと、記憶力がないので、絶対に記憶したい部分を自分で問題を作って覚えようとして、それに時間を費やし過ぎたこと、それらが原因のような気がします。
あと、とっぱ先生への質問にも時間を費やしすぎました。(質問を正確に伝える能力も弱く、質問のメールを完成させるのに何時間も費やしたこともあります)
ただ、それらはすべて、けっして無駄になったわけではなく、一般知識の足きりがなければ合格できたような、そんな手ごたえは感じました。

そして、19年度の試験後すぐに20年度行政書士試験に向けて勉強を開始しました。
20年度の勉強内容としては、CD1回転(少ないぞ、って?)、テキスト通読中途半端(やる気あるのか?)、中古で買った公務員試験ウォーク問の民法・憲法・行政法が各2回転、これまた中古で買った法学検定3級・4級が各1回転半、市販の行政書士試験予想模試10回分くらい、と19年度の不合格をうけて猛勉強したのかと思いきや、けっして多い勉強量ではありませんでした。
まったく勉強しない日も多かったので、19年度の500時間よりは、かなり少なかったような気がします。
ただ、一般知識で確実に点数がとれるのは、文章理解と個人情報関係だと思っていましたので、その2分野だけはけっこう念入りにやりました。

そして、20年度行政書士試験。
前年と同じく、緊張して時間は足りなかったのですが、なんとか190点で合格できました。
文章理解で2問とれて、一般知識が計8問とれました。

勝因は、やはり19年度の500時間が大きかったと思います。
突破塾のテキスト、CD講座をたぶん人より遅いペースで進めていたと思いますが、20年度の少ない復習で、割とスムーズに記憶が蘇ってきました。
公務員試験ウォーク問等の問題集も約8割正解できてましたし、10回分くらいやった市販の予想模試も平均して200点くらい取れていました。

他の教材を知りませんので、比較はできませんが、インプットは突破塾だけで行政書士の合格点に確実に届くと思います。
自分では気づかないうちに、知識が蓄積されていきます。迷った問題でも正解に導く能力が身についていくような気がします。


※なお、愛知県のM様は、「20年度行政書士試験受験中の私の心理状態」も寄稿してくださいました。こちらは当塾HPの行政書士試験実況中継のページにて公開しておりますので、ぜひご覧ください。→愛知県のMさんの行政書士試験実況中継